2021年4月1日 20:10
森星「“消費ばかりしている自分”に違和感」 サステナブルな暮らしとは
今後さらに叶えたいことは?と尋ねると、彼女らしい夢のある計画を教えてくれました。
「実は今、学んだことを実践できる小さなヴィレッジが作れたらと考えているんです。例えば、下水をうまく処理するシステムを作って、畑で野菜を作ったり、色とりどりのコンパニオンプランツやハーブを育てたり。ヴィレッジの中心にはランウェイも作りたい!夢が広がります。一方で、そういう循環する暮らしのエッセンスを、都会でも取り入れられるようおしゃれに届けていくことも私の理想。環境に対する考えは人それぞれだし、強要はしたくないけれど、難しいことをカラフルに共有できるのはファッションのパワーだと信じています。社会の状況が落ち着いたら、プラン・インターナショナルを通じて行っていた海外への支援活動も再開したいと思っています。この世界で私たちは小さな存在ですが、『人間ってこんなにかっこいい生物なんだよ!』と次世代に見せることができたら嬉しいですね」
HIKARI MORI1992年生まれ。
東京都出身。サステナブルフードトラック「edain」の運営のほか、“都会のなかの循環のかたち”をテーマにしたライフスタイルストア「city shed」