くらし情報『終活、世捨て人たちが選んだのは…「死ぬ権利」が人々に与える意識の変化』

2021年5月23日 20:30

終活、世捨て人たちが選んだのは…「死ぬ権利」が人々に与える意識の変化

近年、あらゆることに「〇活」という言葉が使われていますが、そのなかでもいつかは誰もが考えるものといえば終活。そこで、今回ご紹介する映画は、人生の終わりに新たな生き方を見つけていく人たちの姿を優しく描いた珠玉の物語です。

『やすらぎの森』

目次

・『やすらぎの森』
・ルイーズ・アルシャンボー監督
・お互いの違いを認め合う美しさを感じてほしい
・彼女は自分らしい最期を自ら決断した
・刺激的で興味深い日本の文化が好き
・いくつになっても味わえる人生の喜びと愛
・胸に迫る予告編はこちら!
・作品情報
終活、世捨て人たちが選んだのは…「死ぬ権利」が人々に与える意識の変化


【映画、ときどき私】 vol. 380

カナダ・ケベック州。人里離れた深い森にある湖のほとりで、年老いた3人の男性が愛犬たちと一緒に静かな暮らしを送っていた。それぞれの理由から社会に背を向け、世捨て人となった彼らの前に、ある日ジェルトルードと名乗る80歳の女性が現れる。彼女は少女時代に不当な措置によって、60年以上も精神科療養所に閉じ込められていたという。

外界と隔絶した生活を飛び出し、マリー・デネージュという名前で新たな人生を踏み出すことを決意した彼女は、森のなかで徐々に活力を取り戻していく。ところが、そんな穏やかな日常を揺るがす緊急事態が発生し、彼らは重大な決断をそれぞれ強いられることとなるのだった……。


カナダのアカデミー賞とされるカナダ・スクリーン・アワードでは5部門にノミネートされ、助演男優賞を受賞するなど、高く評価された本作。今回は、この物語に魅了されたこちらの方にお話をうかがってきました。

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