千葉県佐倉市のDIC川村記念美術館では、2024年3月9日(土)より、『カール・アンドレ彫刻と詩、その間』が開催される。今年1月24日、88歳で亡くなったカール・アンドレ(1935-2024)の、日本の美術館として初めて行われる個展である。カール・アンドレは、1960年代後半、アメリカを中心に起った「ミニマル・アート」の代表的な彫刻家。マサチューセッツ州の工業都市、クインシーに生まれ、アンドーバーの名門フィリップス・アカデミーで学んだ彼は、1957年、ニューヨークに居を移し、翌年よりフランク・ステラとスタジオを共有して、コンスタンティン・ブランクーシに影響を受けた彫刻を作成し始めた。1966年に137個のレンガを直列に並べた《レヴァー》を発表して以降は、木材、金属、石などの素材を工業製品のような同一規格に加工し、床置きするスタイルを確立。そこに置かれることで周りの空間に作用するそれらの作品を、作家自身「場としての彫刻」と表現した。カール・アンドレ夫妻と所属ギャラリーの全面的な協力を得て実現する同展では、日本では紹介されることが稀な「小さな彫刻」8点とともに、代表的な床置きの大型彫刻13点を紹介。なかでも人の背丈を超えるL字の金属板が並び、壁との間にできた空間を人が通ることのできる横幅約15mの巨大な作品《上昇》は注目だ。さらに知る人ぞ知るカール・アンドレの詩の仕事も紹介する。詩を共通の趣味とする両親のもとに育った彼は、キャリアの初期から詩を制作していた。タイプライターで断片的な単語を打ち込んで構成されるカール・アンドレの詩は、読んでも眺めても楽しめる。会期中は、若き日にカール・アンドレがスタジオを共有したフランク・ステラのコレクション展示他、ギャラリートークやパフォーマンス、ワークショップなど、イベントも多数。詳細や申し込み方法は、美術館ホームページで確認を。<開催概要>『カール・アンドレ 彫刻と詩、その間』会期:2024年3月9日(土)~6月30日(日)会場:DIC川村記念美術館時間:9:30~17:00(入館は16:30まで)休館日:月曜(4月29日、5月6日は開館)、4月30日(火)、5月7日(火)料金:一般1,800円。65歳以上・大学1600円公式サイト:
2024年02月27日12月11日(現地時間)、「ブルックリン・ナイン-ナイン」のレイモンド・ホルト署長役などで知られるアンドレ・ブラウアーが、病気のため亡くなったことが分かった。61歳だった。アンドレのパブリシストが「Variety」誌に認めた。アンドレは1998年に「ホミサイド/殺人捜査課」、2006年に「THIEF/シーフ」でエミー賞主演男優賞を受賞。「ブルックリン・ナイン-ナイン」のホルト署長役では、4度もエミー賞助演男優賞候補になった。同ドラマの公式Xアカウントは、署長の衣装に身を包んだアンドレの画像と共に追悼。ドラマの中でホルト署長の夫ケビン・コズナーを演じたマーク・エヴァン・ジャクソンは、アンドレとの2ショットをXに投稿し、「あぁキャプテン、私のキャプテン」と嘆いた。テリー・ジェフォーズを演じたテリー・クルーズは、「こんなに早く逝ってしまったなんて信じられない。あなたと出会い、一緒に笑い、あなたのかけがえのない才能に接しながら8年という輝かしい年月を共有し、働けたことを光栄に思います」とつづった。ホルト署長の補佐役ジーナ・リネッティを演じたチェルシー・ペレッティは、「大好きです。心地よいあなたの声が聴けなくなるのは寂しい」「よく、出入口をふさいであなたが出られないようにして交わした会話をこれからも大切にします。それと、あなたの相棒という普通じゃない機会をもらえたことも」とインスタグラムでアンドレを偲んだ。ほかにもノーム・スカリー役のジョエル・マッキノン・ミラー、マイケル・ヒッチコック役のダーク・ブロッカーらが追悼している。(賀来比呂美)
2023年12月14日9月12日に開幕したミュージカル『アンドレ・デジール 最後の作品』の取材会とゲネプロが初回公演に先駆けて行われ、取材会に参加したウエンツ瑛士ら出演者のコメントが到着した。本作は、日本のミュージカル界を牽引する脚本家の高橋亜子と演出家の鈴木裕美が、長い時間を費やしテーマ探しや作品の骨組みを話し合いながら創り上げた作品。そこに気鋭の作曲家・清塚信也が加わり、“音楽”というキャンバスに“音の藝術”を描く。『アンドレ・デジール 最後の作品』ゲネプロより20世紀初頭に不慮の死を遂げた大画家アンドレ・デジール。共にデジールを信奉していたエミールとジャンは、運命に導かれるように出会い、2人で一緒に絵を描くようになる。その絵の素晴らしさゆえに巧妙な贋作ビジネスに巻き込まれ、アンドレ・デジールの『最後の作品』を描くよう依頼を受けることに。その作品を巡り、別の時代に生きるデジールとエミールの人生が交差した時、思いも寄らない愛と真実が浮かび上がる。エミール役はウエンツ瑛士と上川一哉、ジャン役は上山竜治と小柳友がそれぞれWキャストで務め、熊谷彩春、綾凰華、藤浦功一、柴一平、戸井勝海、水夏希といった実力派が様々な役を演じる。■ウエンツ瑛士 コメントオリジナルミュージカルの初演ということで、何が起こるか分からないところからチケットを買うという難しい状況ではあると思いますが、僕らは間違いなくチケット代以上のものを舞台上で生むことを約束しますので、とにかくご覧いただきたいです。そして、オリジナルだからこその発見や、清塚さんが作って下さった音楽に亜子さんの訳詞ではない日本語の歌詞が乗るということで、改めて伝わるものがあるかもしれません。そういう部分も含めて、お客さまには未知なものに飛び込んでいただくのですから、僕らは地に足をつけて自信を持って、しっかりと演じていきたいと思います。絶対にまた観たくなるお芝居、歌、そして共鳴を一生懸命お届けしますので、是非とも、わくわくした気持ちで会場にお越しいただければ嬉しいです。■上川一哉 コメント“共鳴”というテーマのもと、一回一回生まれていく新しい共鳴がたくさんあると思います。お客様との共鳴、相手との共鳴、カンパニー内での共鳴など、さまざまな共鳴をしっかりキャッチして、僕自身も楽しみながらお客さまにお伝えしたいです。あと、小柳友という今回がミュージカルデビューとなる彼との稽古の中で、たくさん学ばせていただきました。この素晴らしい経験を大切に、まだまだこれから2人で共鳴し合いながら、深めていきたいなと思っています。また、この作品はもう一度観たくなる、小説のような内容になっていますので、二度ご覧になることで発見することもたくさんあると思います。どこか謎解きのような部分もありますし、たくさんの方に何度も何度も来ていただいて、一緒に共鳴していただきたいです。■上山竜治 コメント日本語に合わせて清塚信也さんが作ってくださった曲が本当に素晴らしくて、僕も大ファンになりました。高橋亜子さんの素晴らしい脚本をもとに、鈴木裕美さんが大事に演出をされて、ミュージカルを超えて、すごいお芝居を観ているような感覚になる作品です。あと、Wキャストで同じ役でも作り方が全く違います。僕が演じるジャン・コルディエは、エミールの才能に惚れて、「お前は絶対大丈夫だ」と言って、とにかく背中を押す、こういう友達が欲しいなって思う存在です。瑛士君はその場で生まれたライブ感を大事にしてお芝居をされる方なので、そのライブ感と共鳴しながら、お客さまをすごいところへお連れしたいと思います。ぜひ劇場に足を運んでください。■小柳友 コメント小柳友、35歳、ミュージカルデビュー。まさか35歳で新しい世界に行くとは思っていませんでした。今回、オリジナルだからこそ自由に作らせて頂けた部分もあったので、自分らしさを出せたんじゃないかなと思います。ジャン・コルディエというキャラクターは、人が好きで、人を楽しませることが好きで、人の笑顔が好きな人。そこは自分に通じる部分もあり、演じていて楽しいです。ミュージカルという世界が僕に合っているかは正直まだ分かりませんが、褒めてくださる方や、続けてほしいと言ってくださる方もいて、ミュージカルを続けたいと思える作品になりました。キャスト、スタッフのみなさんともまたお会いしたいですし、本当にこの素晴らしいカンパニーを、劇場で観ていただけたらなと思います。<公演情報>ミュージカル『アンドレ・デジール 最後の作品』脚本・作詞:高橋亜子音楽:清塚信也演出:鈴木裕美出演:ウエンツ瑛士/上川一哉(Wキャスト)、上山竜治/小柳友(Wキャスト)熊谷彩春、綾凰華、藤浦功一、柴一平、戸井勝海、水夏希SWING/中野太一、傳法谷みずき【東京公演】2023年9月12日(火)~23日(土)会場:よみうり大手町ホール【大阪公演】2023年9月29日(金)~10月1日(日)会場:サンケイホールブリーゼチケット情報:公式サイト:
2023年09月13日9月から10月にかけて東京・よみうり大手町ホール、大阪・サンケイホールブリーゼにて、ミュージカル『アンドレ・デジール 最後の作品』が上演されることが決定した。本公演は、日本のミュージカル界を牽引する脚本家の高橋亜子と演出家の鈴木裕美が、長い時間を費やしテーマ探しや作品の骨組みを話し合いながら創り上げた作品。音楽を担当するのは、気鋭の作曲家・清塚信也だ。物語のテーマは“共鳴”。1960年代のパリで、画家のアンドレ・デジールに果てない憧憬を抱く青年画家のエミール。才能はあるものの境遇に恵まれない彼が、絵画への愛と豊富な知識を持つジャンと出会い、深く“共鳴”することで一人では到達できない藝術を生み出す。しかしそれが裏ビジネスに利用されることとなり、二人は「“贋作”を創る」という最もタブーとされている世界に足を踏み入れる。“藝術”への熱い想いと挫折。虚と実が交差する中で、二人の“共鳴”の行方を描く。エミール役は、『太平洋序曲』『ブラッド・ブラザーズ』といったミュージカルで高い注目を集めたウエンツ瑛士と、2021年の劇団四季退団後、『ムーラン・ルージュ! ザ・ミュージカル』、ミュージカル『ジキル&ハイド』など話題作への出演が続く上川一哉がWキャストを務める。ジャン役は、ミュージカル『マリー・キュリー』、ミュージカル『エリザベート』への出演も記憶に新しい上山竜治と、音楽劇『ある馬の物語』や舞台『森 フォレ』への出演で話題を呼んだ小柳友によるWキャストとなる。併せて、高橋、清塚、鈴木、そしてエミール役、ジャン役を務める4人よりコメントが到着した。■作・高橋亜子 コメント始まりは六年前。鈴木裕美さんと新作ミュージカルを作る機会をいただき、どんな作品にしたいかアイデアを出し合うところから始めました。やがて自分の描きたい本質が見えてくる中、何度も打合せを重ね、脚本を構築してきました。作曲の清塚信也さん始め、素晴らしい俳優の皆さん、スタッフの皆さんが集まってくださり、いよいよスタート。身が引き締まる想いです。これは共鳴の物語です。引き寄せられるように出会い、心が共鳴し合うことで、世界と繋がることができた二人の青年の物語。けれど思わぬ運命の中で二人の関係は変質していきます。それでも残るものを、見つめてみたいと思いました。人と人が出会い、一人では見られない景色を見ることは、人生で最も素晴らしいことの一つだと思います。心が響き合うことで生まれる形のない美しいものを、皆様にお見せできればと思っています。■音楽・清塚信也 コメント日本語というのは、英語とあまりにも遠いリズムで出来ていて、本来であれば英語のために作られた曲を日本語でやるのはかなり無理があります。なので、日本語のために作られた音楽でミュージカルをやるのはとても意味のあることです。それも、この素敵なメンバーで、日本のミュージカルが作れる喜びは、それはそれは強いものです。■演出・鈴木裕美 コメントとてもとても長い時間をかけて亜子さんと話し合ってきた物語です。テーマは共鳴。共鳴というテーマは、ミュージカルという手法で語るのが最適なのは言うまでもありません。音楽の清塚さんとは『シラノ・ド・ベルジュラック』で初めてご一緒し、ミュージカルを作るのは『GOYA 』に続き2作目です。清塚さんの繊細で自由で詩情溢れる音楽と、物語に対する冷静で正確な視線には全幅の信頼を寄せています。振付の柴一平さんとは『陰陽師』など多くの作品でご一緒しており、今回はコンテンポラリー、バレエ、ジャズと多彩な振付をお願いすることになっています。俳優陣も何度もご一緒している方、初めましての方含めて実力のある方ばかりです。このミュージカルを見ることを最も楽しみにしているのは私かもしれません。■ウエンツ瑛士 コメントこのメンバーで日本初演、オリジナルミュージカルをやれる事をとても嬉しく思います。現時点で最高に面白いですが、微力ながらも稽古をしながら自分が感じた事をしっかり伝えてどんどんブラッシュアップしていきたいと思います。改めてオリジナル作品を作ることがどれほど大変か、そしてミュージカル作る事がどれほど大変か、感じています。これは本当に才能があって、努力が出来る人じゃなければ作れない作品です。しっかりとリスペクトを持って、しかし臆する事なくチームを作っていきたいです。全てを曝け出して委ねられる仲間がいる安心感。みんなでお客様に届けます。今から楽しみでしょうがないです。是非ご期待ください。■上川一哉 コメントこの度、エミール・マルタン役を務めさせていただきます。まずはこの作品とのご縁をいただけた事に心から感謝いたします。と同時に、胸の高鳴りをおさえる事が出来ない自分がここにいます。このエミールという役は僕にとって、本当に、大きな大きな挑戦です。幸せな挑戦です。ありのままの自分をさらけ出し、全力で作品と役に向き合っていきます。真っ白なキャンバスに、心そのままにエミールを描き、ご一緒させていただく素晴らしいカンパニーの皆さまと共鳴し合いながら、この作品を旅していけたらと思っています。よろしくお願いいたします。■上山竜治 コメント数年前に、演出の鈴木裕美さんが『国産オリジナルミュージカル作品を創っている』と仰っていて、盛り上がりながらお話をさせていただいたのを覚えています。それがこうして、素晴らしいキャスト、スタッフが集まり実現し、しかも自分がそこに出演させていただくことに感動しています。この作品は、孤独を感じやすいこのご時世に、手を差し伸べ合うことの大切さを感じさせてくれます。凸凹の2人が足りないものを補いながら、不器用ながらもトラウマに立ち向かっていく姿を見て、時に笑いながら、一緒に"共鳴"してもらえるように頑張りたいです。ぜひ、世界初演のオリジナル作品を劇場で、生で、ご覧ください。■小柳友 コメント今回初めてミュージカルに出演させていただきます。華やかなミュージカルの世界に一歩足を踏み入れることがはたして自分に出来るのか……と不安な気持ちでいっぱいでしたが、この脚本を最初に読んだ時、参加したい、この作品の一員になりたい、ジャン役を通してエミールと共鳴したいと強く思いました。希望を見出してくださった演出の鈴木裕美さんには感謝しかありません。錚々たるキャストの皆さんと並んでいることに正直震えておりますが、不安と期待の狭間にいる今を楽しみたいと思います。憧れてやまない藝術の世界にどっぷりと浸かりつつ、今できる自分なりの全てを尽くして、みなさまに届けられたらと思っています。<公演情報>ミュージカル『アンドレ・デジール 最後の作品』作:高橋亜子音楽:清塚信也演出:鈴木裕美出演:ウエンツ瑛士/上川一哉(Wキャスト)、上山竜治/小柳友(Wキャスト)、熊谷彩春、綾凰華、藤浦功一、柴一平、戸井勝海、水夏希SWING/中野太一、傳法谷みずき【東京公演】9月12日(火)~23日(土)会場:よみうり大手町ホール■チケット料金(全席指定・税込)全席共通:12,000円U22:6,000円前売り開始:7月29日(土) 10:00※未就学児童入場不可【大阪公演】9月29日(金)~10月1日(日)会場:サンケイホールブリーゼ■チケット料金(全席指定・税込)S席:12,000円ブリーゼシート:8,000円U22:6,000円前売り開始:7月29日(土) 10:00※未就学児童入場不可公式サイト:
2023年06月26日昨年1月に他界したファッション界のレジェンドに迫るドキュメンタリー『アンドレ・レオン・タリー 美学の追求者』より本編映像が解禁された。本作は、アフリカ系アメリカ人初のVOGUEクリエイティブ・ディレクター、アンドレ・レオン・タリーの生涯を描くドキュメンタリー。白人の占める割合の多いファッション業界において、黒人モデルや非白人デザイナーたちの進出に積極的に貢献したアンドレ・レオン・タリー。人種差別が色濃く残る時代のアメリカ南部で幼少期を過ごしたアフリカ系アメリカ人の彼が、如何に最も影響力のあるファッション・キュレーターにまでのし上がったのか。その人生と数々の功績を、マーク・ジェイコブス、アナ・ウィンター、トム・フォードなどファッション界を代表する人物たちのインタビューとともにふり返る。解禁された映像で、「ショーで泣いたことがある」と話し始めるアンドレ。2012年に行われた「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」の秋冬コレクションのショー映像を背景に「例えば、パリでマーク・ジェイコブスが見事な巨大蒸気機関車を出現させたショー」と続ける。アンドレは「音楽まで覚えている」と語り、いかにそのショーが強烈なインパクトをもたらしたかが分かる。そのほかにも、リッツで開催された「シャネル(CHANEL)」のショーを挙げ、自身の部屋がモデルの昼寝場所になっていたと明かし、ケイト・モスやシャローム・ハーロウ、ナオミ・キャンベルなどスーパーモデルたちがやってきたとふり返る。マーク・ジェイコブスもインタビューの中で「ショーに赴き、直に見て感じるんです。音楽やモデル、彼女たちの動きを」と話すように、ショーに参加するアンドレの表情は真剣そのものだ。その様子から、デザイナーやモデルたちからも熱い信頼を寄せられていた理由が分かる映像となっている。『アンドレ・レオン・タリー 美学の追求者』は3月17日(金)よりBunkamura ル・シネマにて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アンドレ・レオン・タリー 美学の追求者 2023年3月17日よりBunkamuraル・シネマにて公開© Rossvack Productions LLC, 2017. All Rights Reserved.
2023年03月11日映画『アンドレ・レオン・タリー 美学の追求者』が、2023年3月17日(金)より公開される。ファッション界の巨匠 アンドレ・レオン・タリーのドキュメンタリー映画『アンドレ・レオン・タリー 美学の追求者』は、ファッション業界のレジェンドと称されるアンドレ・レオン・タリーの一生を描いたドキュメンタリー作品。白人が多数を占めるファッション界において、アフリカ系アメリカ人初の『VOGUE』クリエイティブ・ディレクターに就任したアンドレの軌跡を追う。人種差別を乗り越え、黒人モデルや非白人デザイナーの進出に貢献したアンドレの功績は必見だ。作中には、アンドレ本人へのインタビューに加え、マーク ジェイコブス、アナ・ウィンター、トム フォードなどファッション界を代表する人物たちがアンドレについて語るインタビューも登場する。<映画『アンドレ・レオン・タリー 美学の追求者』あらすじ>『VOGUE』クリエイティブ・ディレクターのアンドレ・レオン・タリーは、ドレスの生地を入念にチェックしている。そんなアンドレとともに仕事をする、デザイナーのトム・フォードへのインタビューをはじめ、アンディ・ウォーホルとテーブルを囲む様子や、ウーピー・ゴールドバーグなど、著名人たちがアンドレについて語る。一方、華やかで夢のような芸能界から雰囲気が突如一変し、人種差別が色濃く残るアメリカ南部出身のアンドレが涙ながらに心ない言葉を浴びた過去を告白。差別や偏見を乗り越え「誇りを胸に行動すれば、世界は変えられる」と言い切るアンドレが追い求めた“美学”とは…。『VOGUE』誌編集長のアナ・ウィンターも「皆に冒険する勇気を与えた」と語るアンドレの人生に心惹きつけられるドキュメンタリー映像だ。【詳細】映画『アンドレ・レオン・タリー 美学の追求者』公開日:2023年3月17日(金)監督:ケイト・ノヴァク出演:アンドレ・レオン・タリー、アナ・ウィンター、トム・フォード、マーク・ジェイコブス、イヴ・サンローラン、カール・ラガーフェルド、ノーマ・カマリ、ヴァレンティノ・ガラヴァーニ、ウーピー・ゴールドバーグ、イザベラ・ロッセリーニ、ウィル・アイ・アム、ラルフ・ルッチ、サンドラ・バーンハード、マノロ・ブラニク、アンドレ・ウォーカー原題:THE GOSPEL ACCORDING TO ANDRE字幕翻訳:柏野文映
2023年02月23日今年1月18日に73歳で他界した、アンドレ・レオン・タリーのドキュメンタリー『THE GOSPEL ACCORDING TO ANDRÉ』(原題)の公開が決定。メイン写真が解禁された。1948年生まれのアンドレ・レオン・タリーは、「ジム・クロウ法(1876年~1964年に存在した人種差別的内容を含むアメリカ合衆国南部諸州の州法)」の影響下にある時代に、アメリカ南部で幼少期を過ごした。1983年より「VOGUE」のニュースディレクターを担当、1988年にはアフリカ系アメリカ人として初めてクリエイティブ・ディレクターに昇格。2013年にエディター・アット・ラージに就任し、アナ・ウィンターの右腕として活躍した。〈格好良い〉とは何か、独自の美学を極めていく。また、名物エディターとしてだけでなく、自伝の出版やセレブのスタイリスト、映画出演など、その活躍は多岐にわたる。人種差別が色濃く残る時代のアメリカ南部で幼少期を過ごしたアフリカ系アメリカ人の彼が、如何に最も影響力のあるファッション・キュレーターにまでのし上がったのか…。彼の人生と彼が残した数々の功績を、本人のインタビューのほか、ファッション界を代表する人物たちのインタビューとともにふり返る。アナ・ウィンター、トム・フォード、マーク・ジェイコブス、イヴ・サン=ローラン、カール・ラガーフェルド、ミシェル・オバマ、ノーマ・カマリ、ヴァレンティノ・ガラヴァーニ、アンディ・ウォーホル、ウーピー・ゴールドバーグ、イザベラ・ロッセリーニ、シンディ・クロフォード、ショーン・コムズ、リアーナほか、ファッション業界のみならず各界の豪華関係者が多数出演している。『THE GOSPEL ACCORDING TO ANDRÉ』(原題)は2023年3月中旬、Bunkamuraル・シネマにて公開。(text:cinemacafe.net)
2022年12月28日7月8日公開のドキュメンタリー映画『アルピニスト』でフォーカスされている、天才クライマー、マーク・アンドレ・ルクレール。世界的クライマー、アレックス・オノルドも一目置く、若きフリーソロクライマーだ。スポーツクライミングが五輪種目となり、近年クライマーへの注目度は上昇の一途をたどる。SNSで積極的に発信したり、企業とのスポンサー契約を結ぶなど、現代のクライマーたちの活動、チャレンジは世間の注目を集めている。しかし本作で描かれるマークはそういった流行には目もくれず、SNSでのアピールにも無関心。まさに当時の彼は“知る人ぞ知る”存在だった。世界的には完全に無名だったマークに、絶大なるリスペクトを表明したのが、第91回アカデミー賞長編ドキュメンタリー映画賞を獲得した『フリーソロ』で知られる世界的クライマー、アレックス・オノルドだった。アレックス自身も命綱なし、安全装置もなし、難易度の高い岩壁を、自分の手と足だけで登る危険なクライミングスタイルで、ヨセミテ国立公園エル・キャピタンでのフリークライミングを成功させたほか、パタゴニアのフィッツ・ロイの完全縦走を行うなど、数々の偉業を成し遂げている。常に死の危険と隣り合わせとなる状況では、少しの妥協、ミスが命取りに。世間一般から見ればなんとも命知らずで、無謀なチャレンジだと言われてしまいそうだが、それでも自分のスタイルを貫き、数々のビッグウォールを攻略してきたアレックス。そんな彼をして「彼はクレイジー」と言わしめたマークとはいったいどんな人物なのか?本作でその凄さが明らかとなるだろう。誰も攻略していない難易度の高い絶壁を、誰に注目されることなく、“ただ自分が登りたい”というだけのモチベーションで登り続けたマークの純粋さ、求道的な姿勢には、本物を知る男だからこそ、深く共鳴するものがあったのかもしれない。本編では、「僕が登るのは硬い岩だけど、彼は氷壁をフリーソロで登る」と、マークのスタイルについて熱弁するアレックスも登場し、最難関の山の一つ、トーレ・エガーの冬季単独登頂に挑戦するマークの偉業に迫っていく。『アルピニスト』は7月8日(金)よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アルピニスト 2022年7月8日よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開© 2021 Red Bull Media House. All Rights Reserved.
2022年05月27日幸せに溢れた牧歌的な風景を描き続けたアンドレ・ボーシャンと藤田龍児。ふたりは生まれた国も、活躍した時代も異なるものの、過酷な状況のなかで絵を描いたなど、いくつかの共通点も持っている。東京ステーションギャラリーで4月16日(土)より7月10日(日)まで開催されている『牧歌礼讃/楽園憧憬 アンドレ・ボーシャン+藤田龍児』は、彼らの代表作が並ぶ展覧会。コロナ禍の影響により、予定していた展覧会の日程が大きく変わった影響で生まれたものだ。フランスで活躍した画家アンドレ・ボーシャン(1873-1958)と藤田龍児(1928-2002)。新しい展覧会を立ち上げるため、学芸員それぞれが個人的に温めていた素材を持ち寄り、並べて検討していたときに、両者の作品が響き合っているように感じられたことから、時間をかけて今回の実現の運びになった。企画を進めていくうちに、全く異なる境遇、時代に生まれたふたりの画家であるものの、重なり合う部分が少なくないことがわかっという。展覧会は藤田龍児のパートから始まる。藤田は1928年に京都で生まれ、大阪を拠点に20代から活動していた画家。もともとは幻想的で抽象性の高い作品を描くことで知られていた。藤田龍児《指紋の群面》1965年星野画廊左:藤田龍児《花》1964年 井上光央蔵 中:藤田龍児《同族W》1961年 星野画廊右:藤田龍児《擬態》1959年 星野画廊しかし、48歳のときに藤田は脳血栓で倒れ右半身不随となってしまう。利き腕の右腕が使えなくなり、一時は画業を諦めた藤田だったがが、懸命なリハビリを行い、左手で絵を描くようになる。再起後の初個展は53歳のとき、彼が発表した作品は画風が一転、のどかな風景を描くようになっていた。藤田龍児《デッカイ象》1986年星野画廊蔵藤田龍児《定年退職後》1986年星野画廊蔵藤田龍児《老木は残った》1985年北川洋蔵大きく作風を変貌させた藤田だが、いくつかのモチーフは病前から描き続けていた。《啓蟄》で描かれているエノコログサは、病前から好んで描いていたモチーフだ。丹念に描かれたエノコログサに強い生命力を感じることができる。藤田龍児《啓蟄》1986年星野画廊蔵藤田龍児《啓蟄》(部分)1986年星野画廊蔵エノコログサのほかにも、藤田は白い犬やとんがり帽子の女の子などを繰り返し描いている。そのモチーフを探しながら作品を鑑賞するのもまた楽しい。アンドレ・ボーシャンは1873年生まれのフランス人。父の営んでいた園芸農園を継いだ苗木職人であったものの、41歳で第一次世界大戦徴兵中に農園は破産、その心労で妻は精神に異常をきたしてしまう。展示風景より従軍中に測量部隊に配属され、そこで学んだ測地術をきっかけに絵画のおもしろさに興味を持っていたボーシャンは、46歳で除隊。その後は病気の妻を連れて深い森の中に隠遁、絵画制作に励みながら自給自足の生活を始めた。その後、1921年、48歳のときに、サロン・ドートンヌに作品を16点出品し、うち9点が入選。注目を集め始める。アンドレ・ボーシャン《異国風の庭にいる人々》1950年個人蔵アンドレ・ボーシャン《人物のいる山岳風景》1955年個人蔵ボーシャンが生涯に描いた2000点の作品の大半が、自然の風景や、幼い頃から慣れ親しんでいた植物がモチーフ。その作品のなかには神話や歴史の登場人物が時折まぎれこみ、大胆な構図のなかに幻想的な雰囲気を作り出している。展示風景よりそして、展覧会の締めくくりとして2人の作家の作品をあわせて展示する。時代や状況が違えど、さまざまな苦難を乗り越えた画家たちのノスタルジックな作品からは、優しい希望を感じることができるはずだ。左:アンドレ・ボーシャン《青い花瓶の花》個人蔵1953年右:藤田龍児《白い壺の花》1972年星野画廊左:アンドレ・ボーシャン《トゥールの大道薬売り》1944年個人蔵(ギャルリーためなが協力)右:藤田龍児《神学部も冬休み》1993年個人蔵アンドレ・ボーシャンと藤田龍児、二人の作家の作品をゆったりと鑑賞できる、心温まる展覧会だ。【開催情報】『牧歌礼讃/楽園憧憬 アンドレ・ボーシャン+藤田龍児』4月16日(土) ~7月10日(日)、東京ステーションギャラリーにて開催取材・文:浦島茂世
2022年05月05日ロンシャン(LONGCHAMP)は、グラフィティアーティスト アンドレ・サライヴァとのコラボレーションコレクション「ロンシャン & アンドレ」を2022年4月26日(火)よりロンシャン ラ メゾン表参道、銀座ほかで順次発売する。ウィンクする「Mr. A」がバッグ&アパレルにロンシャンが、パリを拠点に活躍するグラフィティアーティストのアンドレ・サライヴァとタッグを組み、メンズ・ウィメンズで使用できるユニセックスのバッグやアパレルなどを展開。特徴的なのは「Mr. A」と呼ばれる、アンドレ・サライヴァを代表するキャラクターモチーフで、バッグやTシャツ、スカーフなどに、ウィンクする「Mr. A」の姿が描かれている。アイコンバッグ「ル プリアージュ」アンドレ・サライヴァとコラボコレクションの目玉は、ロンシャンのアイコンバッグ「ル プリアージュ」。リサイクルナイロン100%のボディに、ウィンクするMr. Aの姿を大胆にあしらった。バッグのカラーも、キャンディのようなピンクや空を思わせるブルーなど、カラフルなものばかり。ショルダー バッグ Lとトラベルバッグに加えて、ハンドル付きポーチやトップハンドル バッグ XSもラインナップする。「ロンシャン・ホース」のメダイヨン付きレザーバッグまた同時に、レザー製のトラベルバッグもクリエイト。ロンシャンがアンドレ・サライヴァのためにセレクトしたカーフ レザーのバッグには、アンドレがアレンジを加えた「ロンシャン・ホース」のメダイヨンが輝いている。さらに、 世界200個限定アンドレ直筆サイン入りトップハンドルバッグ XSや、Mr. AモチーフのTシャツ、スカーフなどもラインナップする。Mr. Aと一緒に写真撮影できるプリクラも「ロンシャン & アンドレ」のコラボレーションコレクションを記念して、東京・ZeroBase 表参道に、2022年4月27日(水)から5月8日(日)まで期間限定ショップがオープン。キャンディピンクやスカイブルーで彩られた店内には、「ロンシャン & アンドレ」のアイテムが集結する。また、Mr. Aと一緒に写真が撮れるスペシャルなプリクラや、フォトスポットウォールなど、体験型のコンテンツも目白押しだ。【詳細】「ロンシャン & アンドレ」発売日:2022年4月26日(火)~順次発売・4月26日(火)ロンシャン ラ メゾン表参道・銀座、ロンシャン公式オンラインストア・4月27日(水)全国のロンシャンストア<アイテム例>・トップハンドルバッグ XS 33,000円・ショルダー バッグ L 33,000円・トラベルバッグ 37,400円・ハンドル付きポーチ 9,900円カラー:ブラック、ピンク、ブルー、グリーン・トラベルバッグ 146,300円※ショルダー バッグ L(ブルー)は公式オンラインストア、フラッグシップストア、期間限定ショップのみでの展開予定。※ショルダー バッグ L(グリーン)は期間限定ショップのみでの展開予定。■「ロンシャン & アンドレ」期間限定ショップ開催期間:2022年4月27日(水)~5月8日(日)場所:ZeroBase 表参道(東京都港区北青山3-5-22)■期間限定イベント・伊勢丹新宿店本館 1階 ハンドバッグ プロモーション期間:4月27日(水)~5月3日(火・祝)・阪急うめだ本店1階 プロモーションスペース 12期間:4月27日(水)~5月3日(火・祝)※期間限定ショップ・イベントでの購入者には、先着でオリジナルのメモパッドをプレゼント。※ストアによって展開商品は異なる。【問い合わせ先】ロンシャン・ジャパンTEL:0120-150-116
2022年04月29日人と自然が調和して暮らす世界への憧憬に満ちた作品を描くアンドレ・ボーシャン(1873-1958)と藤田龍児(1928-2002)。ふたりの画業を展観する『牧歌礼讃 / 楽園憧憬 アンドレ・ボーシャン + 藤田龍児』が、4月16日(土)より東京ステーションギャラリーにて開催される。もともと苗木職人として園芸業を営んでいたアンドレ・ボーシャン。41歳の時に第一次世界大戦が勃発し、徴兵され46歳で除隊した時には、農園は破産。妻はその心労から精神に異常をきたし、ボーシャンは病んだ妻の世話をしながら、戦時中に習得した測地術をきっかけに興味をもった絵画を描き始めた。藤田龍児は20代の頃から画家として活動していたが、48歳の時に脳血栓を発症。翌年の再発で右半身不随となったが、懸命なリハビリによって、画家として再スタートし、再起後53歳で最初の個展を開いた。ヨーロッパと日本、20世紀前半と後半に活躍した、地域も時代も異なるふたりだが、牧歌的で楽園のような風景を自然への愛情を込めて描くという共通点がある。同展では、両者の代表作を含む計116点を展示。時間がゆったりと流れ、満ち足りた気分を感じさせてくれる作品群だが、彼らは恵まれた幸福な環境でこれらの作品を描いていたのではない。破産した農園と病気の妻、あるいは大病による半身不随という苦境の中で理想郷を夢想し、つらい過酷な状況の中から、心を癒してくれるような牧歌的な作品群を生み出していた。苦難の中から生み出された、癒しの絵画たちは、困難な時代を生きる私たちに、絵を見ることの喜びを思い起こさせてくれるだろう。アンドレ・ボーシャン《トゥールの大道薬売り》1944年 個人蔵(ギャルリーためなが協力)アンドレ・ボーシャン《異国風の庭にいる人々》1950年 個人蔵藤田龍児《デッカイ家》1986年 星野画廊蔵藤田龍児《軍艦アパート》1990年 大阪市立美術館蔵【開催概要】『牧歌礼讃 / 楽園憧憬 アンドレ・ボーシャン + 藤田龍児』会期:2022年4月16日(土)〜2022年7月10日(日) *会期中展示替えあり会場:東京ステーションギャラリー時間:10:00〜18:00(金曜日~20:00)*入館は閉館30分前まで休館日:月曜(5月2日、7月4日は開館)料金:一般1,300円、大高1,100円美術館公式サイト:
2022年03月29日通学や買い物など、生活の足として手軽に使える自転車。便利な自転車ですが、鍵のかけ忘れなどが原因で、盗まれた経験はありませんか。中学生の頃にあったという、『自転車を盗難された友人の話』をフランケン(@BlackSheep8270)さんがTwitterに投稿。すさまじい展開で事件は収束しました…!盗まれた自転車を発見し…友人の『アンドレ』さんが盗まれた自転車は、『シティサイクル』。カゴが付いた、いわゆる『ママチャリ』と呼ばれる種類です。通学していた投稿者さんとアンドレさんの2人は運よく、盗まれた自転車を発見。自転車には、アンドレさんの物ではなく、加害者が使っていたと思われる新しい鍵がかかっていました。2人は学校に連絡を入れず欠席し、張り込みを始めました。加害者との対面夕方、現れた加害者は、同じ学校に通う1学年上の女子生徒でした。友達数人といた女子生徒を、投稿者さんとアンドレさんは直撃。ここから女子生徒(加害者)、アンドレさん(被害者)と付き添いの投稿者さん、3人の話し合いが始まります。女子生徒は謝罪だけで和解しようとゴネますが、自転車を盗むのは犯罪です。投稿者さんは次の理由を挙げて、責任を逃れたい女子生徒に『待った』をかけました。「窃盗だろ。鍵も壊してる」「少なくとも元には戻せよ。なぜ無罪放免を要求できるのか分からん」アンドレさんと女子生徒を残し、投稿者さんは警察を呼ぶため交番に向かいました。投稿者さん:「すいませーん。自転車盗まれまして…」警察:「盗難の届け?」投稿者さん:「いや、犯人捕まえちゃって…」交番から戻って待ち受けていた人物現場に戻った投稿者さんは、先生がいるのを目撃します。生徒が起こした事件は、学校が責任をもって対処するでしょう。女子生徒は、先生と警察の間で解決を進めてもらおうと提案しました。投稿者さんは粘ります。「窃盗ですよね。学校関係なくないですか?」驚いた表情を浮かべていたのか、先生の顔が印象的だったと投稿者さんは振り返っています。すると先生から、「そもそも、この自転車がアンドレの物である証拠はあるのか?」と聞かれた投稿者さんとアンドレさん。自転車のサドルを見ると、ハッキリと『アンドレ』と名前が書かれていました。『少年窃盗』『現行犯』が事実化し、女子生徒は号泣。問題を大きくしたくなかった先生もなだめようとします。「受験生なのに、かわいそう!」とわめく女子生徒の友達。「人の人生を台無しにするのか!」と叫ぶ先生。投稿者さんは、「教育者として、おかしなことをいっているぞ…」と心の中でツッコミを先生に入れました。批判を受けつつも、投稿者さんたちは交番に移動し、保護者を待つことにします。保護者の来訪で急展開保護者同士の関係性保護者の登場で、事件は急展開を迎えました。交番に駆け付けた保護者は、アンドレさんと女子生徒、それぞれの父親。謝罪し合い終わるかと思いきや、互いに取引先で働く関係だと判明します。「親の仕事に影響をおよぼしたくない」と考えたアンドレさん。「自転車の鍵を壊されたから、直してもらいたい」と、『窃盗』に目をつぶり、罪を『損壊』だけにとどめようとします。「自転車の鍵を壊されちゃって。直してもらわないと…」投稿者さんは、各登場人物が抱えていた当時の気持ちを、このように表現しました。『窃盗』という核心を中心に、誰もそのキャンプファイヤーに目線を向けないオンザエッジのオクラホマミキサー。この1小節を踊り切れば終わる!このまま和解に向かうと思いきや…。予期せぬ人物の謝罪女子生徒とアンドレさんのどちらにも直接関係がない、投稿者さんの母親が登場しました。警察から、「自転車盗難について話がある」と連絡が入り、「母親は慌てて駆け付けたのだろう」と思った投稿者さん。『自転車を盗んだ犯人は、うちの子であるフランケン』と勘違いした母親は、女子生徒の父親に謝罪しました。「このたびはフランケンが大変なことを!自転車を盗むなんて申し訳ございません!」展開と登場人物の発言に、居合わせた全員が疲弊。投稿者さんが話し合いを終わらせました。事態をさらに炎上させた母を交番から連れ出し、「僕はもういいですよね?」と後ろを振り返ると、全員の疲れ切った顔が「いいです」と答える。翌週、女子生徒の父親か自身の親に新しく買ってもらったのか、アンドレさんは『すごく上等な自転車』に乗っていたといいます。最後までカオスな展開責任を負わせたかったアンドレさんたち、取引先で働く間柄である当事者の親、混乱した投稿者さんの母親…。ちなみに、その後「アンドレと女子生徒は、高校入学後に交際していた期間があった」と、まさかのオチまで付きました。ギャグマンガに出てきそうな話に、「笑いました」などの声が上がっています。・ジェットコースターみたいにトリッキーすぎる!予想外のオチに笑いました。・落語みたいな展開…!文章がまとまっていて、読ませるような表現力もすごいと思いました。・最後まで読んだ時のオチに驚きました。グダグダすぎる…。カオスすぎる出来事といえますね!投稿全文はこちら自転車盗難で思い出した話を。中学二年生のとき、僕の友達のチャリが盗まれた。なんの変哲もないママチャリで、今ならホームセンターで5000円くらいで売ってそうなやつ。普通なら諦めるところなんだけど、たまたま見つけてしまった。新しい鍵がついてた。誰かが使っている様子。— フランケン(死にかけDr (@BlackSheep8270) June 10, 2021 見つけたのは朝で、通学途中。僕と友達は張り込むことに。相手がいつ現れるかわからないし、複数いたら厄介なので、2人で張り込んだ。学校は当然休む。携帯など無い時代だ。無断欠席。家族か学校が心配して探しに来れば人数が増える。安心して張り込むと、夕方になり、奴が来た。— フランケン(死にかけDr (@BlackSheep8270) June 10, 2021 犯人は学年一つ上の女の子だった。友人と3人で呑気に現れた。新しくつけた鍵を開けたところで御用である。さて、ゴネられる。謝ったから許せ、がはじまる。待てよ、窃盗だろ。鍵も壊してる。少なくとも元には戻せよ。なぜこれで無罪放免を要求できるのかわからん。— フランケン(死にかけDr (@BlackSheep8270) June 10, 2021 相手は逃げることはできない。同じ学校だし、名前も顔も割れてる。証拠?ガラケーもない時代にカバンにカメラを持ち歩く、アンドレ(友人)は写真部だった。ラチが開かないので、アンドレを残して交番に。すいませーん。自転車盗まれまして…盗難の届け?いや、犯人捕まえちゃって…— フランケン(死にかけDr (@BlackSheep8270) June 10, 2021 お巡りさんと現場に戻ると、状況はややこしくなっていた。僕らの無断欠席を心配した学校の先生と鉢合わせに。将棋で言えば「詰み」だが、犯人はここから棋盤をひっくり返そうとしていた。『学校に場所を移して』これだ。先生もお巡りさんも乗りたがっている。アンドレに疲れも見える。— フランケン(死にかけDr (@BlackSheep8270) June 10, 2021 僕の空気の読まなさは筋金入りだ。「窃盗ですよね。学校関係なくないですか?」あの時の教師の顔は忘れない。教師「そもそも、これがアンドレの自転車だっていう証拠はあるのか?」盗難登録も無い時代だ。しかしそこは流石のアンドレ。サドルをひっくり返すと、裏に『アンドレ』やるな…— フランケン(死にかけDr (@BlackSheep8270) June 10, 2021 こうなると、この件に関係のない教師はここまで。事態は「少年窃盗、現行犯」に単純化されてしまい、保護者の登場とあいなることが確定してしまった。号泣する犯人。受験生なのに、かわいそう!と喚く取り巻き。人の人生を台無しにするのか!と叫ぶ教師。あなた、おかしなこと言ってますよ?— フランケン(死にかけDr (@BlackSheep8270) June 10, 2021 ちなみに、関係のなさで言うと、僕が一番関係ない。ただ、なんとなくその場を仕切る空気にちゃっかり収まっていたので、誰もこのイビツな中学2年生を排除しない。嫌なガキだ。アンドレは「もう任せた」の空気だし。ま、ま、こんなところで立話もなんですので。交番で保護者を待つ2人。— フランケン(死にかけDr (@BlackSheep8270) June 10, 2021 果たして現れた親2組。ここで最高にややこしいことに、犯人の父はアンドレの父の取引相手であることが発覚する。田舎の進学校なんてそんなもんですよ。これはどうなってしまうのか?ここでアンドレの意思確認。これはもう潮時。ギブアップ、と。— フランケン(死にかけDr (@BlackSheep8270) June 10, 2021 そこからはもう茶番ですよ。アンドレ「自転車の鍵を壊されちゃって。直してもらわないと…」みたいな。そこに全ての登場人物が乗っかる。あの雪崩はなかなかに壮観だった。犯人父「悪いことをしたら謝らないとダメだ」的な流れから、アンドレ父「こちらは直してさえいただければ」— フランケン(死にかけDr (@BlackSheep8270) June 10, 2021 『窃盗』という核心を中心に、誰もそのキャンプファイヤーに目線を向けないオンザエッジのオクラホマミキサー。この1小節を踊り切れば終了だ!と誰もが思ったその時!!— フランケン(死にかけDr (@BlackSheep8270) June 10, 2021 なぜか一緒に呼び出されていた僕の母が大慌てて飛び込んでくる。そしてキャンプファイヤーにガソリンを。「このたびはフランケンが大変なことを!自転車を盗むなんて申し訳のしようもございません!」犯人父に謝罪を始める。まあ、「自転車泥棒の件で交番にいる」とだけ言ったらそうなるよね。— フランケン(死にかけDr (@BlackSheep8270) June 10, 2021 放火母を交番から連れ出し、「僕はもういいですよね?」と後ろを振り返ると、全員の疲れ切った顔が「いいです」と答える。翌週、アンドレはすごく上等な自転車に乗ってた。まとめ「正しい事」と「最適解」の違いに異様にこだわる僕の性質は、この辺りにルーツがある。— フランケン(死にかけDr (@BlackSheep8270) June 10, 2021 おまけアンドレは高校に入ってから、しばらくその犯人と付き合ってた。倒錯しすぎだろ。— フランケン(死にかけDr (@BlackSheep8270) June 10, 2021 [文・構成/grape編集部]
2021年06月16日カナダ10州の中で最も広大な面積を誇り、フランス語を公用語とするケベック。グザヴィエ・ドランやドゥニ・ヴィルヌーヴら、世界的なフィルムメーカーを輩出してきたこの地から届いた映画『やすらぎの森』は、人里離れた深い森を舞台に人生の晩年をいかに生きるかを観る者に投げかける物語。ケベックを拠点にする女性作家ジョスリーヌ・ソシエの原作小説に感銘を受けた、同じくケベック出身のルイーズ・アルシャンボー監督が同郷の名優たちを迎えて映画化、自然の鼓動までも伝わってくるかのような世界観を見事に作りあげた。アルシャンボー監督は、本作の「アウトローなキャラクターたちに惹かれました」と語る。人は「尊厳を保ちたい生き物」「原作は人生や希望について書かれた小説です。どんなバックグラウンドでも、心をひらいて他者を理解することをこの映画は描いています。国籍や年齢、宗教や文化、性別などが違っても、その違いを恐れることなく、相手の話に耳を傾ければ、結局は皆、人を愛し、人に愛されたい、そして尊厳を保ちたい生き物であることが分かる。それが人間なのだと分かります。また、人がそれぞれどう生きるか、そしていつ死ぬのかという自由を書いた小説でもあります」と、原作について語る監督。「登場人物は皆、重い過去を背負ったアウトローですが、自分とは異なる境遇にいる人に心をひらいていきます。彼らは高齢者ですが、誰にでも当てはまる物語です。将来を悲観するようなことがあっても、心をひらけば状況が変わったり、人間関係を変えることができたりする。新しい光が差し込むこともあると語っています」と、自身の心をとらえた作品のテーマに触れる。「可能な限り小説の内容は崩したくなかった」と続け、「脚色を手掛ける前に原作者のジョスリーヌ・ソシエともたくさん会話したのです。原作は彼女のおばに捧げられたもので、過去におばが16歳から亡くなる87歳まで精神科施設に入れられていたことや、彼女自身がおばから受けた影響」を映画に盛り込んでいったという。「おかげで自分の人生を取り戻した」原作者ソシエのおばの“分身”ともいえるマリー・デネージュ/ジェルトルード役を演じたのは、本作が女優引退作であり、遺作ともなったアンドレ・ラシャペル。「素晴らしい女優ですし、非常に優雅です。青い瞳や肌の質感などがまるで天使のようで、容貌も人間的にもマリー・デネージュ役に最適でした」とふり返る監督。「現場でアンドレと話すのは、大変楽しかったです。とても寛大で、賢くて、人をジャッジするようなことはしない人」であり、「彼女自身いつもポジティブで、自らの人生をマリー役に投影してくれました」という。「脚本を書いている段階でオファーしたのですが、彼女はプロデューサーに『出演するのはいいけど、いつ?半年後には死んでるかもしれないわよ』と言ったそうです。それまでに約3年の演技のブランクもありました。映画監督だった旦那様が癌を患い、そのお世話をされていたそうで、疲れていた様子でした。でも、原作小説が好きだということで、私たちのオファーを受け、『これを最後の映画にする』と言ってくださった」と明かす監督。さらに、「撮影に入った当初は、なかなかセリフを覚えられず、歩くこともままならない時がありました。でも終盤になると、釣りを楽しむようになり、歩く速度も上がりました。『この映画に出してくれてありがとう。おかげで自分の人生を取り戻した』と言ってくれたことを覚えています」と嬉しいエピソードもあったそう。劇中では、このアンドレが演じたマリーとチャーリー(ジルベール・スィコット)の2人がまるでティーンネイジャーのようにぎこちなく、だが優しく体を重ねるシーンも印象的だ。「2人のラブシーンは原作でもとても大切なシーンとして描かれているので、アンドレもこの映画の核になると分かっていました。彼女はこれまで何本も映画やドラマに出演していますが、実はセクシャルなシーンに挑むのは初めてでした」と監督。撮影に際し、「あなたたちを2020年のセックスシンボルにしたい。ワオ!きれい!と言われるようにしたい」と2人に話したという。人生のしまい方をどう考える…ある選択に「鳥肌が立つほど驚いた」マリーとチャーリーのラブシーンが生の息吹を感じさせる一方、本作には実際にケベックの森で多大な被害を出した山火事が“死”を象徴するかのように登場する。「過去の山火事の森の映像は、実際の山火事のカラー映像から作りました。ストーリー性と芸術的な理由から、モノクロに転換し、スロー再生し、画像に粒子感を加えました。必要なのは火なのか、水なのか、地球の中心なのか、私たち人間よりも強力な何かなのか、それとも自然の力なのか。問いかけながら、山火事のイメージを変容させ、催眠的なものにしたいというアイデアがありました」と監督は打ち明ける。そして、「老いること」と「人生のしまい方」について問うと、「とてもデリケートで個人的な質問だと思います。ケースバイケースだと思いますが高齢の俳優たちとは、そういったテーマについて話し合いました」と慎重に答える監督。「鳥肌が立つほど驚いたのは、撮影の数か月後にアンドレに癌が見つかり、その1年後に尊厳死を選び、医療的幇助を受けて亡くなったことです(※カナダでは尊厳死は合法化されている)。癌で旦那様を亡くされていたので、同じように死ぬのは嫌だと思っていたそうです。人生最後の日は家族に囲まれ、歌を唄って、笑って亡くなったと聞いています」。「訃報を聞いた時はもっと彼女と話したかったと思って悲しく辛かったのですが、同時に、これは私のエゴなのだと思いました。この映画はフィクションですが、アンドレはマリー・デネージュという役を経験して学び、自分の選択ができたのだと思います」とアンドレを思いながら言葉を紡ぎ、「ただ『死が選択できるなら、それでいい』という話ではなく、もちろん、生きる希望を与えることも大事だと思います」と続ける。ちなみに、劇中ではマリーを森に連れてくる甥、スティーヴがアジアに憧れを抱いている様子が伺えるが、「日本は大変興味深い国のひとつで、私は日本の文化が好きです」と監督。「生活様式が非常に美しいと思います。食事や洋服、建築、デザイン、歴史、文化的な儀式など、すべてが美しい」と続ける。「自然を非常に大切にしている国だと思います。食べ物や建築、アートもそうであるように、ルーツには自然がある。個人的には、そういったところに日本と繋がりを感じています」と言う。自然に抱かれることで過去や現実と向き合い、生と死を目の当たりにすることは、確かに日本人の死生観とも通じるものがあるはずだ。『やすらぎの森』は5月21日(金)よりシネスイッチ銀座ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:やすらぎの森 2021年5月21日よりシネスイッチ銀座ほか全国にて公開© 2019 - les films insiders inc. - une filiale des films OUTSIDERS inc.
2021年05月24日近年、あらゆることに「〇活」という言葉が使われていますが、そのなかでもいつかは誰もが考えるものといえば終活。そこで、今回ご紹介する映画は、人生の終わりに新たな生き方を見つけていく人たちの姿を優しく描いた珠玉の物語です。『やすらぎの森』【映画、ときどき私】 vol. 380カナダ・ケベック州。人里離れた深い森にある湖のほとりで、年老いた3人の男性が愛犬たちと一緒に静かな暮らしを送っていた。それぞれの理由から社会に背を向け、世捨て人となった彼らの前に、ある日ジェルトルードと名乗る80歳の女性が現れる。彼女は少女時代に不当な措置によって、60年以上も精神科療養所に閉じ込められていたという。外界と隔絶した生活を飛び出し、マリー・デネージュという名前で新たな人生を踏み出すことを決意した彼女は、森のなかで徐々に活力を取り戻していく。ところが、そんな穏やかな日常を揺るがす緊急事態が発生し、彼らは重大な決断をそれぞれ強いられることとなるのだった……。カナダのアカデミー賞とされるカナダ・スクリーン・アワードでは5部門にノミネートされ、助演男優賞を受賞するなど、高く評価された本作。今回は、この物語に魅了されたこちらの方にお話をうかがってきました。ルイーズ・アルシャンボー監督短編やテレビシリーズなどを幅広く手がけ、精力的に活動を続けているアルシャンボー監督。長編3本目となる本作では、自身の出身地でもあるケベック州を舞台に描いています。そこで、原作との出会いから生と死に対する考え方などについて、語っていただきました。―今回は、ジョスリーヌ・ソシエさんの本に感銘を受けて、映画化されたということですが、きっかけについて教えてください。監督この本を評価している批評を目にして、手に取ったのが始まりでした。確かにとても興味深い物語だと思いましたが、そのときはほかのプロジェクトを抱えていたので、すぐに何か行動に移すことはできなかったんです。ただ、数か月経っても、この物語が頭から離れなかったので、「これは絶対に映画にするべきだ」と考えるようになりました。―原作を読んだとき、監督は成熟したキャラクターと彼らの歩んできた人生に心と魂が満たされたとコメントされています。監督自身はまだ50歳ですが、80代の登場人物たちのどんなところに共感を覚えたのでしょうか?監督正直に言って、年齢は関係ないと私は思っています。それよりも、この作品ではアウトローな生き方をしてきた人たちが、異なる道のりを歩んできた姿を描くことがおもしろいと感じました。精神病院で育ったマリー・デネージュやガンを患っているチャーリー、アル中のトムといった具合に、自分を見失っていた彼らが森のなかでいろいろなことを発見していく様子を伝えたいと思ったのです。たとえば、「誰かを愛し、誰かに愛されたい」とか「自分の尊厳を保ちたい」といったことを考えるうえでは、20歳でも90歳でも同じですよね。劇中でも、マリー・デネージュは何も持たない状態で森にたどり着くものの、心を開くことによって、新しいことや愛を学んでいくのです。30代の人でも「私の未来はどうなってしまうのだろう?」と悩むことはあると思いますが、彼女と同じように少しでも心を開けば、ポジティブな発見があるはず。どんな環境でも、心を開くことで希望が生まれるんだということを描きたいと思いました。お互いの違いを認め合う美しさを感じてほしい―この作品では、生きる希望を見つける者もいえば、自ら死を選ぶ者もいますが、そういうキャラクターを描くうえで、意識したことはありましたか?監督本作に登場するキャラクターたちのいいところは、それぞれに欠点があり、重い過去を抱えているものの、それでも“いま”をつかもうとしている人たちであることです。人生においては、小さなことからでも喜びを感じることが必要だと思っています。そして、たとえ過ちを犯したとしてもそこには解決策があるんだということと、他人に手を差し伸べることの大切さも描きたいと考えていました。―そういった彼らの姿は、まさにいまの私たちが学ぶべき部分と言えますね。監督そうですね。文化や宗教や国籍が違っていても、人間関係においてはみな同じことを大切するべきだと私は思っています。ただ、人との違いを恐れることが原因で戦争や緊張状態を引き起こしてしまうことがありますが、一見違うようでも、実は人間はみな同じものを求めているはずなんです。彼らのようにお互いを認め合い、一歩ずつ歩み寄ることで、何か美しいものを得られたらいいなと感じています。―また、この作品ではどのような人生の終わりを迎えたいかということについても考えさせられますが、日本でもここ数年「終活」に対する注目が高まっています。監督自身もこの作品を通して、そういったことについて向き合うことはありましたか?監督今回はあるキャラクターが最期を迎えるシーンについて、年配のキャストの方々と話をする機会がありました。物語はフィクションではありますが、みんなでたくさん話し合いをし、いろいろと考えるきっかけになったと思います。チャーリー役のジルベール・スィコットは、そのシーンで非常にエモーショナルになっていらっしゃって、自分の場合はどうすればいいのかと今後の人生についても考えていましたし、トム役のレミー・ジラールはご自身の奥さまが若い頃に自ら命を絶ったという経験があったので、演じるうえで役の気持ちがわかるともお話されていました。彼女は自分らしい最期を自ら決断した―マリー・デネージュ役のアンドレ・ラシャペルさんは本作が最後の出演作となりましたが、彼女とは現場でどのようなお話をされましたか?監督アンドレはしばらく映画出演から離れていたのですが、この映画を最後の出演作にしたいと言って出てくださいました。この映画を通じて、自分が生き返ったような気持ちになったとお話してくださったのは、うれしかったです。彼女は夫をガンで亡くされており、そのときの延命治療が大変だったこともあって、自分は違う形で最期を迎えたいという気持ちがあったんだと思います。残念ながらこの映画が公開された2か月後にガンでお亡くなりになりましたが、その際には治療することをやめて尊厳死を選択したそうです。後日、アンドレの息子さんから、「母はこの映画に出演したことで、自分が何を望んでいるのかに気がついたようです」とお話がありました。パジャマ姿で家族に囲まれて、みんなで歌を歌いながら笑って亡くなったそうですが、彼女は本当に明るくて聡明な人だったので、それが彼女らしい決断だったんだと思います。―カナダでは、2016年から安楽死が合法化され、今年の3月には安楽死の対象が拡大されたというニュースも出ています。それによってカナダの方々の終活や死ぬ権利に対する考え方は変わってきていますか?監督そうですね。確かに、カナダでも死ぬ権利というのが認められてから人々の意識は変わってきていると感じています。ただ、安楽死が認められているといっても、病気であることと普通の生活を送ることが難しいことという2つの条件を満たさなければいけないので、すべての人が対象になっているわけではありません。とはいえ、そういう選択肢があるということは、私たちにとっても新たな一歩であることに間違いはないと思います。病気でも何でもない人から見たらおかしいと思う場合もあるかもしれませんが、普通の生活が送れず、ただ痛くて苦しい思いをしている人もいるのは事実ですから。現在は、精神病の人にも安楽死を認めてほしいという新たな運動も始まりました。こういった基準を決めるのは非常に難しいですし、デリケートな問題でもあると思いますが、生きるのがつらい人たちの声に耳を傾けるようになっただけでも進歩しているように私は感じています。刺激的で興味深い日本の文化が好き―どこの国でも、今後大きな課題のひとつとして向き合うべき問題だと改めて感じました。では、劇中のことに関しておうかがいしますが、いくつか日本に関する描写が出てきていますよね?そのなかでも、「相撲」と書かれたメモが登場するシーンが気になりました。その意図について教えてください。監督映画のなかでマリー・デネージュの甥であるスティーヴが「昔は地球の上のほうに自分たちがいて、下のほうにアジアがあると思っていた」という話をしています。その話から、彼が実際に日本へ行くことを夢見るようになり、日本に関するリサーチを始めてメモを取っている、という意味を込めました。私自身も刺激的で興味深い日本の文化が大好きなので、あのシーンを入れることにしたのです。―ちなみに、監督は日本のどのようなところがお好きですか?監督日本は、まず生活様式が美しいと思っています。それは、料理や洋服にはじまり、美術、建築、デザイン、歴史、文化的な儀式にいたるまですべてにおいて感じることです。私はこういったものすべてのルーツが自然にあると考えているので、自然が豊かな地に暮らす私は日本と繋がりを感じることがあります。そのいっぽうで、テクノロジーが発達し、既成概念にとらわれない物の考え方をしているところもあるので、伝統的でありながら革新的というコントラストがあるところにも惹かれますね。私個人として一番好きなものは、日本の食べ物。味覚や食感、見た目など、ひとつひとつが際立っていて、本当に素晴らしいなと。そのうえで、それらをみんなでわかちあう文化でもあるので、そういう部分もふくめてとにかく興味深い国だと感じています。―ありがとうございます。それでは最後に、日本の観客にメッセージをお願いします。監督日本のみなさんにも、登場人物たちがたどってきた道を知り、そこから力を感じてほしいです。そして、誰かと愛を分かち合い、愛する人とハグしたくなってもらえたらうれしいなと。もちろん、いまはコロナ禍なので、難しいところもあるかもしれませんが、「I love you」と口にしなくても、一緒にいることを感じ合えるだけでも必要なことだと思います。自分や他人を信じる気持ちや希望といったエネルギーをこの映画から感じ取ってほしいです。いくつになっても味わえる人生の喜びと愛息を飲むほど美しい壮大な自然のなかで繰り広げられる心を揺さぶるヒューマン・ドラマ。人生の終わりに見つけた愛と再生への道のりは、誰にとっても希望の光となるはず。先行き不安ないまに、やすらぎを与えてくれる唯一無二の1本です。取材、文・志村昌美胸に迫る予告編はこちら!作品情報『やすらぎの森』シネスイッチ銀座ほか全国順次公開中配給:エスパース・サロウ© 2019 - les films insiders inc. - une filiale des films OUTSIDERS inc.©JULIE PERREAULT
2021年05月23日俳優の岡本圭人が、舞台『Le Fils 息子』の主演を務め、父親で俳優の岡本健一と共演することが21日、明らかになった。同作は2018年にフロリアン・ゼレール作、ラディスラス・ショラー演出でパリのシャンゼリゼ劇場にて初演を迎え、タイムズ紙やデイリーテレグラフ、ファイナンシャルタイムズなど各紙の劇評でも絶賛された傑作。フランス最高位の演劇賞であるモリエール賞にて最優秀新人賞を受賞するなど高い評価を受け、ロンドンのウエストエンドなど世界13カ国で上演されている。「何かを変えたい。でも、どうしたらいいか分からない。」と難しい時期を迎えていた17歳のニコラ。両親の離婚により、家族が離れ離れになってしまったことにひどいショックを受けて動揺し、何に対しても興味が持てなくなってしまっていた。嘘を重ねて学校にも行かずに日がな一日、目的もなく一人で過ごしていたところ、学校を退学になってしまう。父親・ピエールは新しい家族と暮らしていたが、母親・アンヌからニコラの様子がおかしいことを聞き、何とか彼を救いたいと、離婚後に距離を置いていた息子と、向き合おうとする。生活環境を変えることが、唯一自分を救う方法だと思えたニコラは、父親と再婚相手、そして年の離れた小さな弟と一緒に暮らし、新しい生活をスタートさせるのだが……。悩み、迷い、傷つきながら、自分を再発見していく絶望した若者の抒情詩となっている。脚本を手掛けたフロリアン・ゼレールは、「現代において、もっとも心躍る劇作家」と呼ばれ、世界中から注目されているフランスの若手劇作家で、「家族三部作」として始めに『La Mere 母』を、次に『Le Pere 父』、締めくくりに本作『Le Fils 息子』を手がけた。2020年には『Le Pere 父』をアンソニー・ホプキンス主演、自身が初監督を務めて『ファーザー』のタイトルで映画化し、今年の第93回アカデミー賞に作品賞をはじめ6部門にノミネートされるなど、映画監督としても高い評価を得て、現在は最新作『Le Fils 息子』の映画化に着手。ヒュー・ジャックマンが父親役で出演することが発表された。老いの現実と家族の葛藤を描いた『Le Pere 父』は、2019年に東京芸術劇場にてラディスラス・ショラーの演出で上演された。エスプリをきかせた見事な描写は深い感動を呼び、主人公である父アンドレを演じた橋爪功が第44回菊田一夫演劇賞 演劇賞及び、第27回読売演劇大賞 大賞・最優秀男優賞を、そしてアンドレの娘を演じた若村麻由美が優秀女優賞を受賞するなど、大いに称賛された。そして本作『Le Fils 息子』は、フロリアン・ゼレール作、ラディスラス・ショラーが演出を手掛ける東京芸術劇場の企画第2弾として、日本で初めて上演される。主人公の息子・ニコラ役には、岡本圭人が決定。9歳でイギリス留学した経験もある英語力を生かし、18年よりアメリカ最古の名門演劇学校であるアメリカン・アカデミー・オブ・ドラマティック・アーツに学んだ圭人は、鋭い感受性と華やかさを感じさせる居ずまいで、10代特有の繊細さと荒々しさを瑞々しく表現する。4月5日にアイドルグループ・Hey! Say! JUMPを脱退し俳優への専念を発表しており、本作が満を持して待望のストレートプレイ初舞台、さらに単独初主演となる。ニコラの実母アンヌ役には『Le Pere 父』で第27回読売演劇大賞 優秀女優賞を受賞、演出のショラーからの信頼も厚い若村麻由美が決定し、ピエールの再婚相手・ソフィア役は伊勢佳世、医師役は浜田信也、看護師役は木山廉彬が演じる。そして、父親ピエール役は舞台を中心に活躍を続け、第26回読売演劇大賞 最優秀男優賞、第45回菊田一夫演劇賞 演劇賞、第55回紀伊國屋演劇賞 個人賞、第71回芸術選奨文部科学大臣賞と数々の演劇賞を総なめにし、高い実力が評価されている岡本健一が演じる。愛によって息子を救おうとし、愛だけでは不十分であることを知る。大きく懐深い存在でありながら、ときに”他者”である息子の理解不能な存在に苦悩する父親を、言葉の背後にある、言葉にできない表現で、観客の心に問いかける。東京公演は東京芸術劇場 プレイハウスにて8月30日~9月12日、北九州公演は北九州芸術劇場中劇場にて9月17日~19日、高知公演は高知市文化プラザ かるぽーと 大ホールにて9月22日~23日、能登公演は能登演劇堂にて9月26日、新潟公演はりゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館劇場にて9月29日~30日、宮崎公演にてメディキット県民文化センター(宮崎県立芸術劇場) 演劇ホールにて10月3日、松本公演はまつもと市民芸術館 主ホールにて10月9日~10日、兵庫公演は 兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホールにて10月14日~10月17日。○岡本圭人 コメント初めて、『Le Fils 息子』の台本を読ませて頂いた時に、僕は劇作家フロリアン・ゼレールの描く物語に強い感銘を受け、この作品に巡り合えたことに運命を感じました。僕がこれまで歩んできた人生と、主人公ニコラの人生とが重なり、彼の心情や言葉がまるで自分のことのように痛いほど理解することができました。そして、台本を読めば読むほど、僕の中で「ニコラのことを救いたい...」という気持ちが膨らんでいきました。「どうすれば彼のことを救えるのか...」と考えたときに、ゼレールが描いたこの物語を 1 人でも多くの方々に知っていただくことで、もしかしたら世界中にいるニコラのような子、そしてその家族を救うことができるかもしれないと思いました。演出家のラディスラス・ショラーさん、大先輩でもある父・岡本健一や若村麻由美さんを始めとするキャストの皆様、そして素晴らしいスタッフの皆様と共に、『Le Fils 息子』の物語に生命を吹き込めるように、全力を尽くします。是非、劇場まで足を運んでいただき、この物語を皆様と共有できることを心から望んでいます。よろしくお願い致します。○岡本健一 コメント誰もが考えてしまうであろう家族の物語です。子供達、親達が抱えている問題。お互いがどんなに理解しようとしても、その思いが伝わらない問題。自分の思いと相手の思い。どうすれば解決出来て、どうすれば救えて、どうすれば助けて貰えるのか。あの時にこうすれば、ああすれば良かった。こんな思いにならなければ、こんな思いをさせなければ良かった。いずれにせよ、すべてが過ぎ去っています。これからが大切だと生きて行くしかないのですが、この思いを抱えて、これからを生きて行くしかないのです。『Le Fils 息子』この物語の登場人物達は、それぞれがどんな思いで、どんな出来事があったのでしょうか。私は、この作品を読む度に心が打ち砕かれて、ページが進まなくなり、思考回路が止まってしまうような場面がいくつかありますが、稽古に入る頃には克服しているでしょう。私達は様々な状況の中で生活していますが、これからを生きて行く世代の為にも、出来るかぎり沢山の方々に、この作品を伝えなければならないと思っています。劇場では感染対策を万全にしていますので、どうかお身体を大切に健康でいて、血の繋がった父と息子が織りなす、ある家族の物語の生活を、劇場にて公然と覗き見て下さい。○作:フロリアン・ゼレール コメント東京で『Le Fils 息子』が初演されることになり非常にうれしく思っています。これは私にとって特別に大切な物語であり、ここに描かれた感情には私の個人的な体験が直接反映されています。しかし作品を書くにあたって私自身を物語ったわけではありません。私以外の人が、自分自身を映し出せるような鏡を差し出してみせたのです。私はそれこそが芸術の存在意義だと感じています。芸術は私たちの抑えきれない感情の共有を可能にします。それによって、私たちはお互いに孤立した個体ではない、それどころか私たち自身よりも大きな何かに帰属しているということ、そしてその何かは“人類”と呼びうるものだということを私たちに思い出させます。この作品がラディスラス・ショラーのすばらしい演出によりパリで初演された時、うれしいことに毎回終演後に観客が私たちを待っていてくれました。彼ら自身の物語を分かち合うためです。彼らの物語は往々にしてピエールやアンヌやソフィアやニコラの物語の延長でした。今、日本の皆さんのおかげで、そして皆さんを通じて、この分かち合いが続いていくのだと想像してとても幸せです。東京芸術劇場、そして俳優の皆さん、この日本版上演を可能にしてくれたすべての人々に心より感謝いたします。ヨーロッパでは何か月にもわたりあらゆる劇場が沈黙を余儀なくされてきましたが、そんな時期のあとに、この作品の幕が日本で開くことは特別な喜びです。皆さんと一緒にその瞬間を分かち合えたらこの上ない喜びだったでしょうが、『Le Fils 息子』の映画撮影の予定が入っておりヨーロッパにとどまらざるをえません。私は想いによって、心によって、そして明晰なラディスラス・ショラーの仲介によって、その場に立ち会っていることでしょう。皆さんに感謝します。○演出:ラディスラス・ショラー コメントフロリアン・ゼレールの『Le Fils 息子』演出のために日本に戻ってこられることは大変光栄であり、大きな喜びです。2年前に上演された同じ作者の『Le Pere 父』日本版の演出は、私にとってすばらしい仕事の思い出となりました。日本の俳優の皆さん、そして東京芸術劇場のテクニカル/アーティスティック・スタッフと共に仕事できたことは大変な僥倖でした。今回の『Le Fils 息子』日本版のキャスティングには2つの特色があります。まず私にとって若村麻由美さんと再会する機会であるということ。『Le Pere 父』で彼女を演出できたのは大きな喜びでした。そして、もう一つはピエールとニコラを、実生活でも父子である俳優2人、岡本健一さんと岡本圭人さんに任せる選択をしたことです。血の繋がった実の息子と共演するというリスクを引き受けてくれた健一さんに心よりお礼を申し上げます。私生活と仕事を両立させるのは容易なことではありませんが、彼らの父子の絆が、舞台上の父子の絆をより一層深く、鋭いものにしてくれることと確信しています。圭人さんは豊かな感受性を持った青年であり、絶えず進化しようとしています。ストレートプレイで大きな舞台を踏むのはこの作品が初めてです。この役が彼にとって、その若い才能のあらゆる色彩を表現する機会となることを願っています。
2021年04月21日唐沢寿明主演、仲間由紀恵、栗山千明らが出演の「24 JAPAN」23話が3月19日放送。ラストで明かされた“内通者”の正体に「マジかよ」「ショックが大きすぎる」などの声が続々。また麗の“決断”、美有の“勇気”にも注目が集まっている。CTU(テロ対策ユニット)第1支部A班班長の獅堂現馬に唐沢さん。テロ組織に拉致、救出されるも再び襲撃され記憶を失い、記憶は蘇ったものの娘の居場所が不明になってしまった現馬の妻・六花に木村多江。誘拐、襲撃、逮捕、再び拉致と波乱の1日を生きる娘・美有に桜田ひより。現馬と深い関係だったCTU第1支部A班チーフ・水石伊月に栗山千明。暗号解析係長の南条巧に池内博之。CTUの暗号解読担当・マイロに時任勇気。CTU東京本部第1支部長の鬼束元司に佐野史郎。7年前、“夜のとばり作戦”にGOサインを出したことで現馬とともにテロ組織に命を狙われることになった、日本初の女性総理候補・朝倉麗に仲間由紀恵。麗の息子の夕太に今井悠貴。麗の夫・遥平に筒井道隆。遥平の指示で麗に接近する秘書の秋山昇に内村遥。現馬と麗に復讐を誓うテロ組織のアンドレ・林に村上淳。瀕死のアンドレの弟、アレクシス・林に武田航平。7年前死んだはずが極秘に収監されていたテロ組織の総元締。ビクター・林に竜雷太といったキャストが出演する本作。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。現馬とビクターたちが戦いを繰り広げる一方、総選挙に勝利した麗は秘書の秋山と接近。改めて秋山を呼び出した麗は秋山に真意を問う。麗が好きで気持ちを止められないと語る秋山に、麗は20分後に部屋に来るよう伝える。部屋に現れた麗は秋山に「あなたはクビ」と告げる。秋山が遥平に利用されていることを見抜いていたのだ。自分の麗への想いを遥平に利用され、さらに麗から解雇を宣告された秋山に「秋山くん、でら可愛そう」「秘書をクビにする。賢明な判断と思いますよ」「こんなに気高い由紀恵様がこんな秘書ごときに落ちると思ってる旦那が馬鹿」など様々な反応が寄せられる。一方、ビクターたちに拉致された美有はコーヒーを飲むふりをして、テロリストにコーヒーを浴びせ逃走する。「ここから逃げる勇気と度胸マジで半端ねぇ…」「度胸あるなあ~さすがは現馬の娘」などの声とともに「美有の行動力と度胸もすごいけど、あのオッサンたちもガバガバ」とビクターたちの甘さを指摘する感想も。そしてラストでついにもう1人の“内通者”の存在が明らかに。現馬が持っていた家族の写真を六花に渡す伊月だが、そこで六花の妊娠を知る。部屋を出た伊月は“ルナ”と名乗りアンドレに電話する…。「水石チーフかぁぁぁ」「マジかよお前が内通者かよ」「水石チーフが内通者とか。ショックが大きすぎる」「栗山千明が裏切りでめちゃめちゃ驚いた」など、SNSには伊月が内通者だったことに驚く視聴者から声が続々投稿され続けている。(笠緒)
2021年03月20日唐沢寿明主演「24 JAPAN」の22話が3月12日オンエア。アレクシスが語ったビクターからの“言葉”に「お父さん、さすがわかってる」「ただただ気の毒」など視聴者からの反応が続出。一方、麗のすべてを知ろうとする夫・遥平に怒りの声も上がっている。世界的人気ドラマ「24-TWENTY FOUR-」の日本版として、日本初の女性総理候補誕生の期待が高まる総選挙前夜からはじまる24時間を、1話1時間、リアルタイムで描く本作。7年前“夜のとばり作戦”でテログループを掃討する際、敵のリーダー・ビクター林の妻子を間違えて死亡させてしまったCTUの獅堂現馬。7年が経ちテログループは現馬と当時現場に作戦指示を出した朝倉麗への復讐を開始する。総選挙前夜、女性総理候補・朝倉麗暗殺計画を入手したCTUは、現馬にCTU内部の内通者を探す極秘任務を命じる。一方、現馬の娘・美有が家を抜け出し友人と遊びに出かけた先で、テログループの手下に拉致。娘を探しに出た妻の六花とともに捕われの身となる。現馬はテログループを追い詰め、美有と六花も救出。テログループが麗だけでなく自分と家族も狙っていることを知る。さらに7年前、命を落としたはずのテログループの総元締、ビクターが生きていたことを知る。一方、麗は2年前、夫や支持者たちと対立しながら、息子が妹を暴行しようとした相手を殺めていた事実を公表。結果総選挙に勝利する…というストーリーが展開してきた。CTUの獅堂現馬を唐沢さんが演じるほか、現馬の妻・六花に木村多江、娘・美有に桜田ひより、現馬と親密だった部下の水石伊月に栗山千明、CTUの南条巧に池内博之、CTUの暗号解読担当・マイロに時任勇気、CTU東京本部第1支部長の鬼束元司に佐野史郎。日本初の女性総理候補・朝倉麗に仲間由紀恵、麗の夫・遥平に筒井道隆、2人の息子・夕太に今井悠貴、麗の秘書・秋山昇に内村遥。長谷部研矢に上杉柊平、テロ組織のアンドレ・林に村上淳。アンドレの弟、アレクシス・林に武田航平。テロ組織の総元締、ビクター・林に竜雷太といったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。麗率いる民生党の勝利が決定的となり、その様子を静かに見守っていた夫・遥平は、秘書の秋山に「麗のことはよろしく頼む」と伝える。一方ビクター、アンドレたちは現馬を拘束、CTUにビクターは次男のアレクシスと“人質交換”することを要求する。現馬の命を救うと同時にテロ組織に直接接触できるチャンスでもあると考えた鬼束は、すぐさま本部長・中曽根尚道(相島一之)の許可を仰ぐが、“死んだことになっている”ビクターが生きていることや、CTUの裏側までが表沙汰になることを危惧した中曽根は交渉を却下する。納得がいかない伊月は現馬を救うため、“ある禁じ手”に出る。現馬も賭けともいえる行動に出るが…というのが今回の物語。拉致した現馬にCTUと連絡を取らせ、電話を代わるとアレクシスを電話に出すよう伝えるビクター。病院のベッドから「父さん、無事なの?どこにいるの」と弱々しい声で呼びかけるアレクシスに、ビクターは「無事だよ、お前たちのおかげで」と返し「何をされた?」と問いかける。するとアレクシスは「父さん、よく言ってたよね。お前は女で身を亡ぼすって。当たってた」と答える。このやりとりに「女で身を滅ぼす!お父さん、さすがわかってるw」「女で身を滅ぼすw 大当たりだ」「ただ女に騙されてて、しかもメッチャ親孝行な感じで、ただただ気の毒ww」などの声が相次ぐ。また前回、麗にマッサージをするなど思わせぶりな行動を取った秋山だが、遥平が麗を監視するための差し金だったこともわかった。「秋山を通じて妻に逆ハニートラップを仕掛ける遥平。とんでもない夫だな!」「旦那が姑息過ぎ」「麗の旦那、飄々として結構クズ(笑)」など、遥平への怒りの声も上がっている。(笠緒)
2021年03月13日唐沢寿明主演、全米大人気ドラマの日本版「24 JAPAN」第21話が3月5日オンエア。ラスト、釈放された美有の新たなピンチに視聴者の“内通者考察”がさらに過熱中。一方、仲間由紀恵演じる麗の秘書、秋山の動きに注目する声も多数上がっている。海外版のシーズン1をベースに、日本初の女性総理誕生の期待が高まる総選挙当日の24時間に起きる、CTU(テロ対策ユニット)第1支部A班班長・獅堂現馬と総理候補暗殺を企むテロ組織との戦いを1話1時間のリアルタイムで描いてきた本作もいよいよ大詰め。キャストはCTU(テロ対策ユニット)第1支部A班班長・獅堂現馬に唐沢さん。CTUで現馬をサポートする第1支部A班チーフ・水石伊月にに栗山千明。暗号解析係長の南条巧に池内博之。凄腕ハッカーのマイロに時任勇気。CTU東京本部の第1支部長・鬼束元司に佐野史郎。CTU東京本部長の中曽根尚道に相島一之。この1日に拉致され脱出、隠匿先で襲撃され記憶喪失となりCTUに帰ってきた現馬の妻・六花に木村多江。KENのアジトに逃げ込むが麻薬取引に巻き込まれ警察に捕まる娘の美有に桜田ひより。息子の過去を告白し話題となった日本初の女性総理候補・朝倉麗に仲間さん。麗の夫・遥平に筒井道隆。2人の息子・夕太に今井悠貴。麗のスピーチライターで秘書の秋山昇に内村遥。テロ組織の指揮を執るアンドレ・林に村上淳。アンドレの弟、アレクシス・林に武田航平。テロ組織の総元締、ビクター・林に竜雷太といったキャスト。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。御殿場の秘密施設からビクターを移送しようとする現馬たちだが、アンドレたちは施設を停電させ中に潜入。現馬は鬼束に連絡、鬼束は応援部隊を手配し中曽根に事後承諾を求めるが、やっと連絡がついた中曽根は“ビクターは死んだことになっている。生きていることが警察やマスコミに知られたらまずい”と、現馬ごとテロ組織をせん滅するよう暗に指示する。施設では現馬を捕らえたアンドレとビクターが、応援部隊が来る前に施設から脱出を計る。外に出た所で現馬に銃を向けるビクターだが、現馬はアレクシスが生きていると明かす…。美有は留置場でチハル(傳谷英里香)と怒鳴り合いになるが、他の拘留者から無実の罪をなすりつけられそうになったチハルを助けたことで、チハルが真実を供述。釈放されCTUに移送されることになる。しかし移送中の車が襲われ、再び捕われてしまう…というのが21話のストーリー。放送後のSNSには「また誘拐?されちゃった」「美有ちゃんは逆にあのまま捕まってた方が安全だったのでは」「内通者が、娘が借りた携帯で母と通話しているのを逆探知して具体的な場所を知らせたということ?」など、美有が再度拉致されたことに対するコメントが続々。「いったい誰が内通者なのぉ?」「ctuに来るって知ってるのは水石チーフ、南条、マイロだからこの3人の誰かが内通者」「美有がCTUに向かってることを知ってるマイロが内通者?」など、CTUにいる“内通者考察”もますます過熱中。一方、総選挙で圧勝が報じられた麗には、スピーチライターの秋山が意味深な表情を見せ接近。告白とも取れるような言葉を送り、いきなり肩を揉むなどの行動に出た秋山に「秋山さん目付きも手付きも怪しい」「朝倉党首を尊敬してるだけじゃなくて好きなのかな?」などのコメントも多数投稿されている。(笠緒)
2021年03月06日全米人気ドラマの日本版となる「24 JAPAN」20話が2月26日オンエア。現馬が7年前に仕留めたはずのビクター・林を演じる竜雷太に「熱演」「怪演」などの反応、さらに美有の“変化”にも注目が集まっている。「24-TWENTY FOUR-」のシーズン1のストーリーを舞台を日本をしてリメイク、日本初の女性総理候補誕生が高まる総選挙前夜からの24時間を1話1時間のリアルタイムで描いていく本作。7年前“夜のとばり作戦”でテログループを掃討する際、敵のリーダー・ビクター林の妻子を間違えて死亡させてしまった獅堂現馬。7年が経ちテログループは現馬と当時現場に作戦指示を出した朝倉麗への復讐を開始。現馬の娘・美有が誘拐され、美有を探そうとした妻の六花も捕われの身となる。麗暗殺計画を知った現馬はテログループを追い詰め、美有と六花も救出。テログループが麗だけでなく自分と家族も狙っていることを知る。一方、麗は2年前、息子が妹を暴行しようとした相手を殺めていた事実を公表しようとして、夫や支持者たちと対立し…というストーリーが展開してきた。CTUの獅堂現馬に唐沢さん、日本初の女性総理候補・朝倉麗に仲間由紀恵、現馬の上司・鬼束元司に佐野史郎、テログループの黒幕・アンドレ・林に村上淳。獅堂の部下・水石伊月に栗山千明、CTUの南条巧に池内博之、マイロに時任勇気。現馬の妻・六花に木村多江。娘・美有に桜田ひより。谷部研矢役で上杉柊平。麗の夫。遥平に筒井道隆といったキャスト。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。御殿場で謎の施設を発見、潜入する現馬。そこは特殊重罪人の監禁施設だった。施設長の岩方によれば、テロ集団が停電させようとしていた午後7時20分にはある人物が移送されてくるという。現馬たちは停電に備えるが停電は起きず、予想外の事態にアンドレたちも動揺する。さらに移送されてきたのが、7年前に現馬が仕留めたはずのビクター林だということが判明。現馬はビクターをさらに別の場所に移送しようとするがアンドレたちが施設に潜入する。一方、おとり捜査に巻き込まれた美有は警察に自分が現馬の娘だと訴えるが、全く信じてもらえず、麗は遥平から「すべてが終わった」と告げられ、夫が自分への愛を失ったと悟る…というのが今回の物語。アンドレやアレクシスの真の目的が死んだはずのビクターの救出だったことが判明、ビクター役は数々の映画、ドラマで知られる竜さん。“ラスボス”らしいその貫禄と迫力に「ビクター、竜雷太さんか!」「竜雷太さん怖くてかっこよかった」「怪演過ぎる」「妖しい存在感にふるえました」などの反応がTLに押し寄せる。一方、警察に捕まってしまった美有だが、“恋敵”の大草チハル(傳谷英里香)と連行された署内でも言い合いになるなど、これまでより強気な姿勢が目立つように。そんな美有に「美有と現馬さんは、よく似てるなぁ」「美有の荒んだ目!」などの反応も多数寄せられている。(笠緒)
2021年02月27日ルコック スポルティフ(le coq sportif)から、フランス人アーティストのジャン・アンドレとのコラボレーションスニーカーが登場。2021年2月13日(土)よりアトモス(atmos)などで発売される。ジャン・アンドレは、2018年に創業したパリの有名なタトゥーショップ「ボンジュール タトゥー クラブ(Bonjour Tattoo Club)」のタトゥーアーティスト。モダンでアバンギャルドなデザインが特徴で、“ボンジュール ハート”と呼ばれるデザインで人気を博している。今回のコラボレーションシューズのベースは、ルコック スポルティフのレトロランニングモデル「LCS R1000」。「愛と死」をテーマにした2色展開で、“愛”は白、“死”は黒でそれぞれ表現されている。アッパーの左足には、ジャン・アンドレを象徴する“Bonjour ハート”が、ルコック スポルティフのロゴの代わりにあしらわれている。また、アウトソールには、右足にジャン・アンドレ、左足にルコック スポルティフをそれぞれ配した。さらに、シューズには6種類のパッチが付属。シュータンに自由に取り付けることができるので、自分好みのデザインにアレンジすることができる。【詳細】LCS R1000 × ジャン・アンドレ発売日:2021年2月13日(土)販売店舗:アトモス、ミタスニーカーズ、ルコック スポルティフ公式通販サイト※ルコック スポルティフ公式通販サイトでは2月20日(土)より発売。サイズ:39~45(EU)カラー:ホワイト、ブラック価格:23,000円+税【問い合わせ先】デサントジャパンお客様相談室TEL:0120-46-0310
2021年02月13日唐沢寿明主演「24 JAPAN」の18話が2月12日放送。美有を拉致した剛の兄、鮫島仁が登場。仁役の蕨野友也と剛役の犬飼貴丈がともに“仮面ライダー俳優”であることに「特撮俳優ホント多くて見ていて楽しい」などSNSが盛り上がっている。1話1時間、リアルタイムで物語が進行することで大きな人気を博した世界的人気ドラマ「24-TWENTY FOUR-」。その日本版として、日本初の女性総理候補誕生の期待が高まる総選挙前夜からはじまる24時間を描く本作。CTUの獅堂現馬を唐沢さんが演じ、隠れ家が襲われ逃走中に記憶を失ってしまう現馬の妻・六花に木村多江、逃走中に車が転落、命からがら脱出しKENの家に逃げこむ現馬の娘・美有に桜田ひより、六花と別居中の現馬と親密な関係だった部下の水石伊月に栗山千明、伊月の現在の恋人であるCTUの南条巧に池内博之、CTUの暗号解読担当であるマイロに時任勇気。7年前、現馬に「夜のとばり作戦」を指示したことでテログループに狙われる日本初の女性総理候補・朝倉麗に仲間由紀恵、政治家の二世で政界に顔が利く麗の夫・遥平に筒井道隆、2人の息子で妹を守るため人を殺めた過去を持つ夕太に今井悠貴、麗や夕太すら脅す闇の仕事請負人の上州にでんでん、選挙参謀の長田孫六に綾田俊樹。美有をさらったが一緒に逃亡した長谷部研矢に上杉柊平、テログループの黒幕・アンドレ林に村上淳といったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。アレクシス・林(武田航平)が刺され、彼のスマホにかかってきた着信に出た現馬は、アレクシスに成りすましてその相手との取引現場に向かい、相手が誰かを突き止めようと考える。伊月と共に金の受け渡し場所へ向かうが、応援要請に応じ本部が派遣したのは現馬に対して“強い恨み”を持つ張本哲二(浜田学)。取引現場に現れた赤い帽子の男にアレクシスでないと気づかれた現馬は、男の身柄を確保しようとするが、張本は男を銃撃。現馬はテログループへの足がかりをまたも失ってしまう。記憶を失った六花を友人の医師・浜畑圭介(西村直人)が迎えに来る。病院行きを激み自宅に帰りたいという六花を圭介は送り届けるが、その直前、先に現馬の自宅に現れた殺し屋が警戒中のCTU職員を始末し、六花の命を狙う。研矢のもとで母のてがかりを探そうとする美有は、そこに現れた剛(犬飼貴丈)の兄、鮫島仁(蕨野友也)から“取引が終わるまでここを出るな”と言われ…。麗は上州が夕太を陥れようとした証拠を警察に渡そうとするが、孫六は証拠の音声データを政治的に利用することを提案。結局麗は記者会見を行うことを決める…というのが今回のストーリー。今回登場した剛の兄、仁を演じるのは「仮面ライダードライブ」ハート役で知られる蕨野さん。視聴者からは「ハート様がビルドの兄貴でグリスが敵幹部、特撮俳優ホント多くて見ていて楽しい」など、弟・剛を演じた犬飼さんも「仮面ライダービルド」に出演していることから、“ライダー俳優”による兄弟役共演に注目するコメントが多数。一方、記憶を失ったまま帰宅した六花には「六花帰るな帰るなだめだめだめだめ」「六花!!殺し屋はすぐそこにいるぞ!」「六花撃たれる前?!で終わったけど、一時的に記憶を失くした人物って悪運強い印象があるから大丈夫かな」など、その身を案じるツイートも多数寄せられている。(笠緒)
2021年02月13日唐沢寿明主演「24 JAPAN」の17話が2月5日放送。三保を利用して麗の動向を探ろうとするアレクシスだが、現馬らが監視するなか三保が“暴走”…まさかの結末に視聴者からは「アレクシス大失敗」などの声が殺到。一方復活を望む声も多数上がっている模様だ。世界的人気ドラマ「24-TWENTY FOUR-」を日本を舞台にリメイク。日本初の女性総理誕生の期待が高まる総選挙当日の24時間に起きる、CTU(テロ対策ユニット)第1支部A班班長・獅堂現馬と総理候補暗殺を企むテロ組織との戦いを1話1時間のリアルタイムで描いていく。キャストは現馬役を唐沢さんが演じるほか、前回のラスト、記憶喪失になってしまう現馬の妻・六花役に木村多江、乗っていた車が転落、九死に一生を得る娘の美有役に桜田ひより、現馬とともにテロ組織に立ち向かう日本初の女性総理候補・朝倉麗役に仲間由紀恵、息子の過去の殺人を隠蔽しようとする麗の夫・遥平に筒井道隆。現馬の愛人だったCTU第1支部A班チーフ・水石伊月役に栗山千明、CTU第1支部A班暗号解析係長・南条巧役に池内博之、CTUで暗号解読を担当する凄腕ハッカーのマイロ役に時任勇気。CTU東京本部の第1支部長・鬼束元司に佐野史郎。テロ組織を裏切り美有を助け逃亡した谷部研矢役で上杉柊平。海外からやって来た殺し屋のアレクシス・林役に武田航平、テログループの黒幕・アンドレ・林役に村上淳といった面々。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。アレクシスが麗の選対スタッフ・真行寺三保(皆本麻帆)と男女の仲になって情報を聞き出していたことが判り、真行寺は償いのためとCTUに協力を申し出る。現馬らは真行寺にアレクシスとホテルで逢い、隙を見て財布に発信機を忍ばせるよう依頼。真行寺はホテルでアレクシスと再び落ち合う。発信機を財布に入れたのを確認した現馬は真行寺に部屋を出るよう電話をかけるが、真行寺は電話に出ず、隠し持ったナイフでアレクシスを刺してしまう。アレクシスを泳がせグループの全容を掴もうとする現馬の計画は失敗。記憶を失った六花は助けてもらった女性の車に乗せられ病院に行く途中、見覚えのある店を見つける。店長から自分が獅堂六花であること、店に夫ではない男性とよく来ていたことを教えられる。六花とはぐれた美有は南条に電話、隠れ家が襲われCTU職員が死亡したことを聞かされた南条は絶句する。美有は続けて研矢に連絡、逃亡先を聞き出しタクシーで乗り付けると、女が現れ…というのが17話の展開。アレクシスがテロリストと知り、恐怖と緊張感で震えながら接する真行寺だが、騙されていた怒りでまさかの“暴走”。直前にアンドレから「女を甘く見るな」と釘を刺されていたにも関わらず、「三保は俺に飢えてる、自分は失敗しない」と油断したアレクシスは瀕死の重傷を負う…この展開に「アレクシス大失敗」「失敗しないんじゃないのか」「女に刺されて死にかける。どないやねん」など、アレクシスへのツッコミの声が殺到。一方「どうかご無事で!!!」「アレクシス大好き~死なないで」など、武田さん演じるアレクシスの“復活”を望む声も数多く上がっている。(笠緒)
2021年02月06日このたびエスパス ルイ・ヴィトン大阪はオープンを記念して、アメリカを代表する2人のアーティスト──1950年代に画家としての活動をスタートさせ、第二次大戦後の抽象表現主義の旗手となったジョアン・ミッチェルと、1970年代初めにミニマル・アート運動を牽引した彫刻家カール・アンドレの作品を紹介する「Fragments of a landscape (ある風景の断片) 」展を2021年2月10日から7月4日の期間にて開催いたします。本展は、これまで未公開のフォンダシオン ルイ・ヴィトンの所蔵作品を世界各地のエスパス ルイ・ヴィトンでご紹介する「Hors-les-murs (壁を越えて) 」プログラムの一環であり、東京、ミュンヘン、ヴェネツィア、北京、ソウル、そして今回新たに大阪が加わり、国際的なプロジェクトを通じて、より多くの人々に所蔵作品に触れる機会を提供することを目指しています。フォンダシオン ルイ・ヴィトンについてフォンダシオン ルイ・ヴィトンは現代アートとアーティスト、そして現代アーティストのインスピレーションの源となった重要な20世紀の作品に特化した芸術機関です。2014年10月の開館以来、600万人を超える来館者をフランス、そして世界各地から迎えてきました。また、フォンダシオンは、東京、北京、ミュンヘン、ヴェネツィア、ソウルに設けられたエスパス ルイ・ヴィトンにて開催される所蔵コレクションの展示を目的とした「Hors-les-murs(壁を越えて)」プログラムのアーティスティック・ディレクションを担っています。これらのスペースで開催される展覧会は無料で公開され、関連するさまざまな文化的コミュニケーションを通じてその活動をご紹介しています。エスパス ルイ・ヴィトン大阪542-0085大阪市中央区心斎橋筋2-8-16ルイ・ヴィトン メゾン 大阪御堂筋 5Fお問合せ先:T 0120 00 1854espace_osaka.jp@louisvuitton.com「Fragments of a landscape (ある風景の断片) 」展会期:2021年2月10日(水) - 7月4日(日)開館時間:12:00-20:00休館日はルイ・ヴィトン メゾン 大阪御堂筋に準じます。入場無料予約不要会場内の混雑防止のため、入場をお待ちいただく場合がございます。#EspaceLV#CollectionFLV#fondationlouisvuitton企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2021年01月26日ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)が展開するエスパス ルイ・ヴィトン大阪では、展覧会「Fragments of a landscape(ある風景の断片)」を、2021年7月4日(日)まで開催する。戦後アメリカを代表するアーティスト2人を紹介ルイ・ヴィトン メゾン 大阪御堂筋内のエスパス ルイ・ヴィトン大阪のオープンに合わせて開催される「Fragments of a landscape(ある風景の断片)」展では、戦後アメリカを代表する2人のアーティスト、ジョアン・ミッチェルとカール・アンドレの2人を紹介する。抽象表現主義の旗手ジョアン・ミッチェルジョアン・ミッチェルは、戦後アメリカを象徴する美術動向・抽象表現主義の画家として活躍。本展では《Cypress》など、画面全体を絵具で均質に覆う“オールオーバー”の抽象絵画を目にすることができる。また、5月1日(土)からは、新たにコレクションに加わったジョアン・ミッチェルの2点の作品、《Minnesota》と《South》も展示。いずれも、ミッチェル最晩年の1980年代に描かれた作品であり、鮮やかに炸裂する色彩が洗練されたアンサンブルを織りなしている。ミニマル・アートを牽引した彫刻家カール・アンドレ一方でカール・アンドレは、1970年代初頭、表現要素をそぎ落とすことを特徴とするミニマル・アートを牽引した彫刻家だ。会場では、木のブロックを反復することで構成された《Draco》といった、空間や鑑賞者の知覚へと介入してゆくアンドレの彫刻作品を展示する。展覧会概要展覧会「Fragments of a landscape(ある風景の断片)」会期:2021年2月10日(水)〜7月4日(日)会場:エスパス ルイ・ヴィトン大阪住所:大阪府大阪市中央区心斎橋筋2-8-16 ルイ・ヴィトン メゾン 大阪御堂筋 5F開館時間:12:00〜20:00※5月1日(土)より当面のあいだは11:00〜19:00※休館日はルイ・ヴィトン メゾン 大阪御堂筋に準ずる※入場無料※予約不要(会場の混雑状況により、入場を待つ場合あり)【問い合わせ先】ルイ・ヴィトン クライアントサービスTEL:0120-00-1854
2021年01月25日唐沢寿明主演「24 JAPAN」14話が1月15日放送。後半戦に入り緊迫感が増す展開の中、時任勇気演じるマイロに“癒される”視聴者が続出している模様。また今回から本格登場となった武田航平と神尾佑の共演に「ライダー祭り」と歓喜の声が集まっている。世界的人気ドラマ「24-TWENTY FOUR-」の日本版リメイクとして、日本初の女性総理候補誕生の期待が高まる総選挙前夜からはじまる24時間をリアルタイムで描いていく本作。CTUの獅堂現馬に唐沢さん、獅堂の妻・六花に木村多江、娘・美有に桜田ひより。獅堂の部下の水石伊月に栗山千明、おなじくCTUの南条巧に池内博之、CTUで暗号解読を担当するマイロに時任さん。テログループに狙われる日本初の女性総理候補・朝倉麗に仲間由紀恵、麗の夫・遥平に筒井道隆、2人の息子・夕太に今井悠貴。麗の影で闇の仕事を請け負ってきた上州にでんでん、選挙参謀の長田孫六に綾田俊樹。テログループの一員だったが美有を助け逃走中の長谷部研矢に上杉柊平、テログループの黒幕・アンドレ林に村上淳。“新たな刺客”アレクシス・林に武田航平といったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。前回のラストで六花と美有は救出され病院で検査を受けることになる。獅堂に頼まれ病院に向かった水石はそこで事情聴取に来たという刑事と遭遇するが、それがテログループの送り込んだ殺し屋だと判明。その頃六花は検査で身体の問題が発覚するが、水石の判断で六花と美有は別の場所に移動することになる。一方、夕太は自分の“秘密”を知る塔子が死んだことを知り混乱、警察に行くと言い出す。必死に止める麗と遥平だがそこにCTUから連絡が入り、こちらも選対本部を移動することに。麗は獅堂の資料を入手、自らが7年前に指示した作戦で部下を失ったことで、自分を恨んでいると考える。その頃、新たに日本に潜入した殺し屋の1人、アレクシス・林が音守(神尾佑)を殺害。テログループは作戦を新たなフェーズに移そうとしていた…というのが今回のストーリー。CTU本部に帰ってきた獅堂に明るく声をかけるマイロ。その明るいキャラに「日本版マイロゆるくてチャラくて好き」「マイロが出ると癒される」「マイロがいちいちかわいい唯一のオアシス」など視聴者からも“癒された”という声が続々。一方で「マイロ怪しい」「大丈夫なのか…」など彼を疑う声も多数。「マイロを疑う人が多過ぎて悲しい」という反応も。またテログループ側も神林、音守に代わり新たな“刺客”たちが登場。その1人、アレクシス・林役を演じているのが先日松山メアリと結婚を発表した武田さんということで「新婚の武田航平だ」「武田航平でたあああ」などの反応も多数。アレクシスが音守を殺害するシーンでは、武田さんと音守役の神尾さんがともに「仮面ライダー」シリーズの出演者であることから「ライダークロスオーバー…」「ライダー祭りだ」など特撮ファンからの投稿も数多く寄せられている。(笠緒)
2021年01月16日2020年8月に43歳でこの世を去ったチャドウィック・ボーズマン最後の劇場公開主演&プロデュース作品『21ブリッジ』から、予告編と本ビジュアルが解禁となった。今回解禁されたのは、チャドウィック・ボーズマン演じるアンドレ刑事がマンハッタンを舞台に激しいアクションを繰り広げる予告編。21の橋が架かるNYマンハッタン島で、8人の警察官が殺される強盗事件が発生。現場に駆けつけたアンドレ刑事はその事件の凄惨さに驚愕する。マッケナ署長(J・K・シモンズ)の指令により、フランキー刑事(シエナ・ミラー)と組んで事件を追う。彼らは21全ての橋を封鎖し、犯人を追い詰める作戦を決行する。しかし、アンドレは事件を追うなかで、単なる強盗事件ではないと気づき始める。映像の後半では、走行中の地下鉄などで繰り広げられる激しい銃撃戦も。また、登場人物それぞれが秘密を抱えていることを匂わせる場面も垣間見え、単なる犯人追走劇に止まらない壮大な物語が期待される。本作はNY市の全面協力を得て、実際に夜間のマンハッタンで封鎖シーンを撮影。ボーズマンは役作りとして、本物のNY市警の警官と夜間パトロールに同行する熱の入れようだった。併せて解禁されたポスタービジュアルでは、マンハッタンに架かる橋を背に、強い眼差しで拳銃を構えるアンドレ刑事の姿を確認することができる。『21ブリッジ』は4月、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:21ブリッジ 2021年4月より全国にて公開©2019 STX Financing, LLC. All Rights Reserved.
2021年01月15日2016年12月にアメリカ、2017年3月に日本で公開され、大ヒットした『SING/シング』。前作のキャストには、マシュー・マコノヒー、スカーレット・ヨハンソン、リース・ウィザースプーン、タロン・エジャトンといった大物が集結したが、続編『SING 2』(原題)に登場する新キャラクターを演じるキャストも実に豪華。U2のボノ、ファレル・ウィリアムス、ホールジー、レティーシャ・ライト(『ブラックパンサー』)、ボビー・カナヴェイル(『アントマン』シリーズ)、チェルシー・ペレッティ(「ブルックリン・ナイン-ナイン」)、コメディアンのエリック・アンドレが新たに加わることが明らかになった。「Variety」誌などが報じた。今作がアニメデビューとなるボノは、妻を亡くしたあと人前に姿を見せなくなった伝説的なロック歌手のライオン、クレイ・キャロウェイの声を務める。ボビーは傲慢でギャングスターのような狼ジミー・クリスタル役を演じ、エンタメ界の一流劇場「ザ・クリスタル・タワー・シアター」でショーを開催したいと願うバスター・ムーン(マシュー)たちに「クレイを舞台に出せるなら」という条件を突き付ける。ホールジーはジミーの娘ポルシェ役、ファレルはトラックのアイスクリーム屋のオーナーでゾウのアルフォンソ役、レティーシャは世渡り上手な猫のダンサー役。『SING 2』は2021年12月22日に全米公開予定。(Hiromi Kaku)■関連作品:SING/シング 2017年3月17日より全国にて公開。© Universal Studios.
2020年12月22日唐沢寿明主演「24 JAPAN」の10話が12月11日深夜オンエア。誘拐された現場の妻・六花はテロ犯のスマホを盗んでCTUに連絡、逃走中の現場と電話がつながる…そこで交わされた現場と六花、美有の“家族愛”に感動の声が広がっている。オリジナル版の主人公、ジャック・バウアーにあたるCTU(テロ対策ユニット)第1支部A班班長・獅堂現馬を唐沢さんが演じ、日本初の女性総理候補の暗殺計画を巡り、総選挙前夜からの“24時間”を描いていく本作。唐沢さんのほか、暗殺計画のため誘拐された獅堂の娘・美有に桜田ひより。美有を探してこちらも拉致されてしまった獅堂の妻・六花に木村多江。CTUの獅堂の部下・水石伊月に栗山千明。同じくCTUの南条巧に池内博之。命を狙われる日本初の女性総理候補・朝倉麗に仲間由紀恵。麗の夫・朝倉遥平に筒井道隆。美有誘拐の実行犯の1人・長谷部研矢に上杉柊平。麗暗殺計画を進める神林民三に高橋和也といった出演者がそろった。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。明智菫(朝倉あき)が自殺を図る一方、現場は麗暗殺実行犯として警察に追われることに。六花はテロ犯のスマホからCTUに電話、伊月が逃走中の現場につなぐ。「そこがどんなところが教えてくれ」と手がかりを聞き出そうとしたところでパトカーに止められる現場。現場は警官から逃れ、身を隠しながら六花と美有を勇気づける。「俺はいつも肝心な時にお前たちのそばにいられなかった。でも今度は違う。家族より大切なものなんか何もない。心からそう思ってる。だから絶対にあきらめるな」と、家族への想いを伝える現場。その言葉に「あきらめないよ」と美有が答え、現場も「ママを頼む。必ず俺が助けに行く」と力強く2人を励ます。このやり取りに「家族の絆が素晴らしいな。良話」「家族より大切なものなんて何もない」などの声が上がる一方、その会話をモニターしている伊月の表情に注目、「家族が一番大切だとか大事だと言った時の不倫相手のさびしげな顔。これは名演技」と栗山さんの演技を評価する声も。そしてついに神林のバックに控える“黒幕”も登場。村上淳演じるアンドレ・林は神林との電話で“家族の復讐”という言葉を口にしており、視聴者からも「アンドレ林は何がきっかけで獅堂に恨みがあるのかな」「もしかして、息子が殺してしまった人の遺族なのかな」「アンドレのいう「家族の復讐」とは…?」「家族の復讐ってどういうこと…?」など、新たな謎に混乱や様々な憶測が飛び交っている。(笠緒)
2020年12月12日「ドラゴンクエストウォーク」1周年記念 新情報&新CM発表会が3日に都内で行われ、「ドラゴンクエストウォーク」プロデューサー 柴貴正(スクウェア・エニックス)、ゲームデザイナー 堀井雄二 、田中圭、中村倫也、フットボールアワー 後藤輝基(MC)が登場した。同ゲームが1周年を迎えたことを記念して、ローンチ以来長くプレイしている田中と中村が新CMキャラクターに就任し、新TV CM「嘘つきの兄」編、及び1周年記念ドラマ(WEBムービー)を12日より公開する。序曲を背負って登場した中村は「僕はそもそも圭さんと兄弟役を演じていた撮影の合間に『やろうよ』と誘ってもらったのをきっかけに、始めたんです。それで1年経たないうちにまた兄弟役で圭さんとCMとは、なんとも光栄な。この曲と一緒に出られるのも光栄」と喜んだ。WEBムービーからシーンを抜粋した新CMでは、田中と中村が兄弟役に。中村は「すごく楽しみにしてて。想像と違ったコンテを頂いた時に、エモいんだよね」と「エモい」を連発し、「倫也相手だし、いつも以上に俳優スイッチがちょっと入りました」と明かす。中村も「思ったのと違いましたよ。イメージでは僕と圭くんが勇者とかの扮装をして、グリーンバックで『やあ!』とかだった」と意外に思いつつ、「圭くん相手なので、安心感と信頼感しかなくて。本当にナチュラルにその場にいるだけで成立させてくれるような先輩だからとても楽しかったです」と振り返った。同アプリの思い出について、田中は「ジョギングも好きで、ウォークモードにしてやってます。以前、とにかくアンドレアルの(こころの)Sが欲しくて。『Sが出るまで帰れません』やったんです。2〜3時間走れば出るだろうと思ったんですけど、舐めてましたね。出なかったです」と苦笑。さらに「膝が限界になってきまして、しかもすごい遠くまで来ちゃって、泣きながらタクシー乗ったんですよ。乗って帰る時にピッと押して、Sが出た(ドロップされた)んですよ」と明かすと、MCで同ゲームのファンの後藤も「出た!?」と驚いていた。また、中村は「イベント始まって、出演するまでの間に、りゅうおう倒してきました。結果、Dでした。Aまでしか持ってないんですよ。Sほしいんですよね。やりこんどかないと」と"こころトーク"を繰り広げると、田中や後藤も「だいたいD!」と盛り上がる。同作の魅力について、田中は「お仕事柄、歩く人とか、ケータイを見てなくていいので、プラスアルファで楽しみが増える感じでやっていただけたらと思います」、中村は「やったことない方もん楽しんでいただけだると思いますし、1周年ですぐに追いつけるイベントがあるし、健康機能があって、育成ゲーム的なのもあって、今が始めるチャンス」とアピール。イベントではCMのメイキングも流れたが、その中でも2人はエビルプリーストの話をしており、中村は「こないだ、無事出ました。回復10%アップはでかいですね」としみじみしていた。新機能の発表については、いちユーザーのように見守っていた2人。柴プロデューサーは「アップデートが弱いと言われてたので、1周年に入れ込みました」と自信を見せ、中村は「スライムナイト好きなんだよなあ」「素敵な呪文だ、ルーラ(飛行呪文)」と画面に釘付けとなる。中村は「パーティーでルーラもできるんですか?」と相当ルーラを気にしているようで、柴プロデューサーからは「できないんじゃないかな」と返されていた。また「僕は上級職のレベル55が3人。あとはパラディンと魔法剣士と賢者それぞれが45くらいで、4人目を3つの上級職で回してクエストに対応してる」と定番パーティーを明かした。発表会の最後には、新たな基本職として「遊び人」「踊り子」が追加されたことに対して、ドラクエシリーズの生みの親である堀井が「遊び人が賢者になるのは周知のことだけど、賢者、もうすでにみんないるじゃない。それだとつまらないので、パッシブを足せばどうかな? そのへんうまくやってもらえれば」と、急なネタバレ&要望を投下。慌てる柴プロデューサーに、田中・中村も爆笑していた。発表会後には、田中と中村が取材に応じ「DQウォークはまりすぎて起きた変化」についてトークした。中村は「朝起きたら起動して、"どこでもメガモン"をチェックする」と生活に根付いている様子で、田中は「ハマってる時は寝ないでやるんで、しんどかったです。ずっと起動はしてるので、電池もすぐ無くなりますし、お芝居しながらもずっと戦ってる。衣装の持ち道具の鞄にいれて、持ち歩いてました」と告白。「1回、とにかく確定を拾うぞという時は20時間くらいやってました。ハマっちゃうとダメなんですよね。ずーっとやってます」と語り、中村が「20時間は…さすがに良い子は真似しないで。いま、熱中症とかも心配ありますからね。気をつけながら楽しんでいただければ」とフォローした。また、去り際には中村が「ちなみに記者さんの中で、やってますよという人は?」と尋ね、手を挙げた人数に「すげーいるじゃん!」と驚く。「じゃあ、今日楽しかったですね。課金してください」と語りかけていた。
2020年09月04日セリーヌ(CELINE)は、2020年夏のメンズカプセルコレクションとして、ドイツを拠点に活動するアーティスト、アンドレ・ブッツァー(ANDRÉ BUTZER)とのコラボレートアイテムを5月15日より発売する。CELINE 2020 SUMMER MENS CAPSULE COLLECTIONTシャツ(5万4,000円)2020年メンズサマーコレクションで発表され話題となった、アンドレ・ブッツァーとのコラボレーションアイテムがついに発売。ドイツをベースに活動するアンドレは、ペインティングのリミットと可能性を最大限に探求し、自身の世界観を表現するアーティスト。戯画化されたキャラクターを登場させながら、戯画と抽象を行き来する作風が特徴的。ポロシャツ(6万2,000円)カラーは、他にイエローとブラックも展開。レトロムード漂うダスティーなブルーグレーが今の気分。クラシック パニエ ラージ(W28×H30×D16cm / 12万円)バスケットバッグは、モチーフで差をつけたい。バカンスはもちろん、タウンユースにもおすすめ。キャンバス&カーフスキン レースアップスニーカー(7万2,000円)ワードローブの鉄板アイテムにもアーティスティックな遊び心を取り入れて。バイフォルド ウォレット(W11×H10cm / 6万2,000円)まるで持ち歩くアートキャンバス! 時にはこんなユーモアのある財布を選んでみるのもいい。ジップド コンパクト カードホルダー(W13×H7cm / 4万6,000円)キャッシュレス派なら、カードホルダーはマスト。ギフトにもおすすめ。取り扱いは、セリーヌ表参道、セリーヌ公式オンラインストア()の他、伊勢丹新宿店メンズ館、阪急百貨店うめだメンズ大阪でも展開。各店舗の営業時間や休館日については、公式ホームページや電話にて要確認。なお、本記事内に記載の価格は、すべて予定価格となっている。>>この他のセリーヌの記事はこちらから
2020年05月12日