2021年9月16日 19:00
自宅軟禁、盗聴、命の危機…韓国次期大統領を狙う政治家の波乱すぎる人生
なかでも私にとって忘れられない女優さんといえば、『ラ・ブーム』で主演を務めていたフランス人女優のソフィー・マルソーさん。中学生だった私は、ソフィーさんのことが大好きだったんです。
そういったこともあって、今回ウィスクの娘役を演じてもらったイ・ユビさんのヘアスタイルをはじめすべては当時のソフィーさんと同じにしてもらいました。つまり、私が好きなソフィーさんを再現してもらったということです(笑)。ちなみに、韓国では多くの観客に気に入ってもらうことができました。
―とても魅力的でかわいかったです。また、劇中に何度も流れる「クルクル」という曲も印象的でしたが、この曲も監督がお好きだったものですか?
監督そうですね。その当時、私が好きでよく聞いていた曲です。
それに「クルクル」は、グルグルと回ることを表現している部分が問題視されて、実際に禁止曲になった曲でもあったので使いたいなと。
そのほかの理由としては、映画のなかで起きている抑圧的な状況と、この曲の歌詞や軽快なリズムが相反するものになっていたので、それらを合わせることで皮肉っぽさがより表現できておもしろいと思って入れました。
理解できない出来事が多いことに驚かされた
―非常に効果的に使われていると感じました。