2021年12月19日 18:10
“真っ黒焼きみかん”で風邪予防!? 昔ながらの温活メソッド4選
そこでここでは養生法・風邪予防の知恵をご紹介。寒さも忙しさも増す年末年始を、温故知新のアイデアでほっこりと乗り切って。
真っ黒焼きみかんで風邪予防。
田中さんが、自身も健康のために冬は毎日欠かさず食べているというのが、焼きみかん。
「果物の多くは漢方では冷やす“涼性”なのですが、焼くとその性質が緩和されて、体が温まるおやつに。あつあつのうちに食べると体がぽかぽかしてきます。ビタミンCも多いので、美容や疲労回復にもいいですよ」
作り方はいたって簡単。
「みかんをトースターで焼くだけ。
10分くらいじっくり焼いて、皮が真っ黒になったら出来上がりです。りんごの皮をむき、薄切りにして焼いたものは、冷えて胃腸が弱っている時におすすめです」
足が冷たい時は、靴下に唐辛子。
強い辛みを持ち、食べれば即時に体が温まる唐辛子。聞くところによれば、昔は雪山を登る人が油紙に包んで登山靴に入れ、足先を温めるのに使ったとか。「カプサイシンが含まれているので、確かに発熱作用はあるでしょう。靴下に入れれば、多少の温かさは感じられるはず」と、櫻井さん。
漢方の世界では、外用薬として使われることもあるそう。