2021年12月23日 19:30
「日本は自分の家みたい」セリーヌ・ディオンを熱演したフランス人女優が語る日本愛
俳優というのは、「愛されたい」「信頼してもらいたい」という欲求が高い存在。だからこそ、私が演出するときは、「私が彼らの一番のファンなんだ」と感じてもらえるように意識しています。そうすることで彼らは自信を持って演じてくれるので、そういう現場作りは大切にしているところですね。
大事なのは、一緒に笑える人といること
―まもなく日本で公開を迎えますが、どのようなお気持ちですか?
ヴァレリーさん実は、私はいままでに26回も日本を訪れたことがあるんですよ!なので、今回来日が果たせなくて、本当に悲しいです。もし日本に行けていたら、本当にビッグなクリスマスプレゼントになっていたでしょうに……。日本には、行くたびに自分の家にいるみたいにくつろげるので、とにかく大好きな国なんですよ。
―ありがとうございます。そのなかでも、日本での思い出といえば?
ヴァレリーさん飛騨高山もすごく印象に残っていますが、おもしろかったのは地方で大相撲を見たときのこと。
初めて観戦しましたが、あの雰囲気も気に入りましたし、マス席でいろいろなものを食べられるのも楽しかったです。
しかも、ラッキーなことに相撲部屋まで見学させていただくことができ、力士たちが一生懸命鍛えている姿を見ることができたのは興味深かったですね。