とか「きっとこれから私もモーティシアと同じ悩みをリアルに体感するんだろうな」と考えることも。ただ、この映画で描かれているということは、万国共通で起きている証でもあるので、そう思ったら心が少し軽くなりました。
親としてときにはこらえることも必要だと感じる
―ウェンズデー役の二階堂ふみさんをはじめ吹替版キャストでご一緒されている方々とは、何かやりとりできたのでしょうか。
杏さんできていないですね。これまでだったら作品の打ち上げがありましたが、そういうこともコロナ禍でこの2年くらいは一切ありませんから。ということで、ぜひ3作目も作っていただけたらと(笑)。実際、まだ広がりがありそうな感じはあるので、どんどんシリーズを続けて行って欲しいと思っています。
―続編も期待したいですね。
実写版も昔から人気ですが、杏さんが思う『アダムス・ファミリー』の魅力とは?
杏さんこんなに突飛な家族なのに、世界中どこにでもある悩みや普遍性を感じられるところですね。人と違うどころか、逆のことをしているのに共感を覚えてしまうギャップは魅力的だと思います。
―モーティシアに関しては、「何もせず優しく見守ることができる女性」