くらし情報『元・白鵬の間垣親方「プロである限り、楽しいことは一つもない」 相撲人生を振り返る』

2022年2月11日 20:40

元・白鵬の間垣親方「プロである限り、楽しいことは一つもない」 相撲人生を振り返る

をあげたときは嬉しかったですね。ほかにも63連勝の記録、最後の場所で全勝して45回目の優勝をしたこと…。たくさんありますね。

――20年間ですものね。

間垣:関脇に上がるまでは本当に楽しくて、早く次の場所が来てほしいといつも思っていました。でも大関、横綱という「勝って当たり前」という地位についてからは、楽しさはなくなりましたね。プロである限り、楽しいことは一つもない、と思っていました。

――専属トレーナーさんに「日本のみんなに好かれたい」と言ったこともあったと聞きました。


間垣:そんなこともありましたね…。私が大好きな松山千春さんの曲「凡庸」に「言葉にするほど幸せでなく涙にするほど不幸でもない」という歌詞があるんですけど、現役のときの気持ちはまさにそれでした。

――親方は本当に歌がお好きなんですね。普段はどんな曲を聴いているんですか?

間垣:場所入りするときは、ここ最近ビルボードのチャートで1位を取ったこともあるモンゴルのヘヴィメタルバンド、THE HUの曲を聴いていました。彼らの曲はリズムが良くて、お坊さんのお経を聴いているみたいというか…(笑)。あと朝はNHKがAIで作った、昭和の歌姫、美空ひばりさんの歌を聴いてテンション上げたりします。

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