2016年11月10日 12:00
“王道”小山薫堂に“余裕の塊”太田和彦…知的オーラの「大人の男」
山内:私もお会いしたことがあるんですけど、大人の男の理想型!と感銘をうけて。そのあとに書いた『さみしくなったら名前を呼んで』という本のなかの短編に、名前を出しちゃいました(笑)。同世代の男の子に恋している女子高生に対して、友達が「そんなの、小山薫堂みたいなのじゃないとダメ」って。
勝木:やっていることがおしゃれだから気取った感じなのかと思いきや、実際のご本人は包み込むような温かさがあって、とてもジェントル。感服です!
山内:私が今まで会った知的な大人の男性の中で一番グッときたのは、太田和彦さん。
H:え!居酒屋探訪の?
山内:はい。名画座について語る鼎談でお会いしたのですが、知識は深いし、それを話す声がやさしくて…。何より、目の前に女性がいても、いいカッコしようっていう下心がサラサラないところに“おおっ!”って。
勝木:それは余裕ってこと?
山内:もう余裕の塊!サンダルをひっかけて、そのまま「次の仕事あるから」って去っていく後ろ姿を見送りながら、“私を居酒屋に連れていってください~”って思いました(笑)。H:知性を感じる声、いいですよね~。私はお会いしたことないんですけど、ピーター・バラカンさんの声にメロメロ。