くらし情報『尾上右近「過去の自分は…」盟友・中村壱太郎に明かした本音』

2022年4月3日 19:50

尾上右近「過去の自分は…」盟友・中村壱太郎に明かした本音

歌舞伎座からも近いエリアですが、お二人にもなにか築地の思い出はありますか?
右近さん以前、二人で歌舞伎座に出ていたとき、朝の築地に行きました。一幕目は昼の11時に開演するので、だいたい10時に楽屋入りします。その前にということで、朝7時に集合して行きました。

壱太郎さんあれはよかったね。海鮮丼食べて。

右近さんそう。高いのを食べました。よかったですよ、山盛りで(笑)。
あの界隈のあの空気感も独特。浅草とか上野の江戸っ子も僕らは知っていますが、築地あたりの江戸っ子の空気は、また違うんですよね。河岸の人間の時間軸を感じて、いいなぁと思いました。

『芝浜革財布』という芝居があり、河岸に通う男の話なのですが、築地にいると「こういう空気なんだな」とわかります。夕方には寝るという雰囲気。僕も、いつも午前中はちょっと眠いのですが、築地に行った日は、朝7時から食事をしているものだから、元気モリモリで(笑)。みんなと時の流れ方が違って、すごく充実感がありました。うまいもの食って来ているから(笑)。


壱太郎さんこっちはもう始まってんだぜ!っていう感じだったね(笑)。

「過去の自分は常に良くない…」

尾上右近「過去の自分は…」盟友・中村壱太郎に明かした本音


――鏑木清方は、自分の作品を自己評価し、その記録が残っています。

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.