2022年4月21日 20:30
古川雄輝、細田佳央太の豚タン発言を「かわいいなと思いました」
細田さん古川さんのお話から、アドリブが生まれたこともありました。僕が花を買ってきましたと報告するシーンで、猫にとって良くないんだよと教えてもらうという。
ーー会話にリアリティが加わったのですね。そのほか、本作で印象に残ったシーンを教えてください。
古川さん監督が意識して、玄関前のシーンを多く撮っていたんです。優斗は入居者たちと「ただいま」「おかえり」のやり取りを交わすうちに、成長していく。さりげない日常にいろんな想いが詰まっていて、良いシーンだなと思いました。細田さん回想シーンは、どれも素敵だなと思いました。
個人的に楽しかったのは、舞台俳優の研究生である毅が、台湾人留学生のファンくんを相手にお芝居の練習をするところです。本田剛文さん演じる、プロボクサー志望の丈くんと一緒に「ここは素で楽しんじゃって良いよね」と言いながら、ふたりの会話を楽しんでいました。
ーー本作で初めて経験したことを教えてください。
古川さん優斗は、とげがなくふんわりした雰囲気をまとっているイメージでした。そういう演技はこれまで経験したことがなく、新たな演技のアプローチを行いました。
細田さん僕はこれまで一度も猫を飼ったことがなく、猫と長い時間を過ごしたこともありませんでした。