くらし情報『YOSHIKI「芸術をつくっているときは、唯一“純粋な自分”でいられる瞬間」』

2022年7月2日 18:00

YOSHIKI「芸術をつくっているときは、唯一“純粋な自分”でいられる瞬間」

音楽の評価に関して、お金を尺度に考えたことは一切ない。芸術の評価って、数字で測れるものじゃない。例えば100m走なら一番速く走った人が勝者ですよね。でも芸術の場合、絵画だったらオークションで100億円で売れた、とかあるけれど、それは2人以上の人が永遠に競い合えばそうなっちゃう。音楽もミリオンなど、確かにそれも評価の一つだと思うんですが、でもやっぱり僕が嬉しいのは、「YOSHIKIさんの曲を聴いて、生きようと思った」とか、「YOSHIKIさんの音楽が支えになっている」と言ってもらうことなんです。そんな声を聞くと、曲を書いてよかった、生きていてよかったと心の底から思います。

不器用な自分が、嫌いだし、好きでもある。
YOSHIKI「芸術をつくっているときは、唯一“純粋な自分”でいられる瞬間」


――ご自身の好きなところ、嫌いなところを教えてもらえますか?

嫌いなところは…。


――先に嫌いなところが出てくるんですね(笑)。

確かに(笑)。嫌いなところは、不器用なところです。いろんな場面で世の中に上手く対応できない。なんでもっと器用に生きられないんだろうと、よく思います。

――では好きなところは?

好きなところ…、うーん…。不器用なところ(笑)。好きなところと嫌いなところが同じになってしまった(笑)。

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