2022年8月24日 18:00
免疫力=睡眠力!? “良質な睡眠”がもたらす5つのメリット
また、睡眠で感情が整う効果もあり、その面からも自律神経が整いやすくなる。
睡眠のメカニズムをおさらい
浅い眠りのレム睡眠、深い眠りのノンレム睡眠、どちらにも心身のメンテナンスにとって大事な役割がある。ノンレム睡眠とレム睡眠の1サイクルは60~90分で、これが一晩に4~5回繰り返される。浅い眠りの時に目覚めた方が脳と体が楽。サイクルには個人差があって、同じ人でも季節や体調などで違いが生じる。
【レム睡眠】夢を見ながら、脳は活発に活動中。
体は休み、脳内の記憶を司る“海馬”や感情を司る“扁桃体”、視覚イメージを生み出す“視覚連合野”は、覚醒時同様活発に活動。感情や記憶の整理に大きく関わる時間。覚醒の準備もしていて、エンジンを空ぶかししている、アイドリングのような状態。
【ノンレム睡眠】脳も体も休息モード。疲労をしっかりケア。
睡眠は脳も体も休息モードに入る、深い眠りのノンレム睡眠からスタート。4段階のステージがあり、深くなるほど脳はクールダウン、日中働きすぎた脳が休息できる。入眠がスムーズだと、就寝後30分から1時間程度で最も深いステージ4に達する。
レム睡眠~ノンレム睡眠の流れ
覚醒~睡眠段階1
感情を整理しながら、目覚めの準備にも余念なし。