くらし情報『松山ケンイチ、ムロツヨシに語る理想の最期「養分になって自然に何か返したい」』

2022年9月15日 19:40

松山ケンイチ、ムロツヨシに語る理想の最期「養分になって自然に何か返したい」

誰もが孤独に陥りやすい日々を送るなか、人と生きることの楽しさやささやかな幸せに気づかせてくれる優しい物語は、きっと心もお腹も満たしてくれるはずです。

写真・北尾渉(松山ケンイチ、ムロツヨシ)取材、文・志村昌美
松山ケンイチ ヘアメイク・勇見勝彦(THYMON Inc.)スタイリスト・五十嵐堂寿
シャツ¥12,100(J.PRESS/オンワード樫山お客様相談室03-5476-5811)、他スタイリスト私物
ムロツヨシ ヘアメイク・池田真希スタイリスト・森川雅代

ストーリー

松山ケンイチ、ムロツヨシに語る理想の最期「養分になって自然に何か返したい」


山田は、北陸の小さな街にある塩辛工場で働き口を見つけ、社長から紹介された「ハイツムコリッタ」という古い安アパートで暮らし始める。風呂上がりの冷えた牛乳と炊き立ての白いごはんだけをささやかな楽しみにしていた山田は、できるだけ人と関わらず、ひっそりと生きていこうと決めていた。

ところが、隣の部屋の住人・島田が風呂を貸してほしいと上がり込んできた日から、山田の静かな日々は一変。夫を亡くした大家の南、息子と二人暮らしで墓石を販売する溝口といった、訳アリの住人たちと関わりを持ってしまう。そんなある日、子どもの頃に自分を捨てた父親が孤独死したという知らせが入る……。

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