ナプキンの置き場所には意味がある? コース料理の“食事マナー”Q&A
Q、西洋料理でのバゲットとライス、きれいに食べられるようになりたい!
A、端の方から少しずつていねいに食べるのが正解。
バゲットの食べ方
外側のパリパリした部分など、ポロポロとかけらが落ちやすいバゲットは、真ん中から2つに割ったりせず、ゆっくりとひと口大に割いて食べることがポイント。多少は落ちるものの、四方八方へ飛び散ることは避けられる。
ライスの食べ方
ナイフとフォークを、お皿の手前左側から右の奥へ向けて動かすことで、米粒を取りこぼすことなく掬えるように。また、お皿にへばりついたお米は、フォークの背中を使って少し引き上げるようにするとうまく取れる。
Q、ナプキンってシーンによって置き場所、使い方が違うよね?
A、食事の進行具合を示すなど、それぞれの置き場所に意味がある。ナプキンは、口や指先についた脂などを拭うためだけでなく、サーブをするスタッフに食事の進み具合を伝える役割があるので、意味をしっかり覚えておきたいところ。最初はテーブルにセットされており、料理を注文したあと、もしくは、最初にお水や食前酒を注いでくれたタイミングで、さりげなく膝の上に広げるとスマート。
食事中
ナプキンを膝の上に置くと、“料理を運んできても大丈夫ですよ”という合図になる。