眠るのに適した部屋の温度は? 良質な睡眠に導く“入眠習慣”9つ
6、夕食後は大きな照明を消す。
夜になったら部屋のメインの照明や蛍光灯はオフに。間接照明や手元のスタンドに切り替えるなどした上で、光が直接目に入らないように工夫すれば、入眠を促すメラトニンの分泌が抑制されるのを防げる。「間接照明などがない場合は、部屋の照明を消したらキッチンの照明だけをつける、などでも大丈夫。寝室となる部屋はほのかな明かりになるよう照度を調整しましょう」
7、部屋の温度は、夏26°C、冬16°Cが目安。
日照条件や部屋の広さなどによっても変わってくるけれど、眠るのに適した温度は夏26°C、冬16°C前後。「特に夏は、暑くて汗をかくと交感神経が優位になって入眠しにくいので、エアコンのタイマーをセットして眠るとよいでしょう。冷感シーツやブランケットを利用するのも。
冬は寝具で調節を。深部体温が下がるのを妨げるので、できるだけ靴下を履くのは避けて」
自律神経の機能が落ちる夜間はエアコンや寝具、寝装で温度調整を。
8、脚を温めてマッサージ。
寝る1~2時間前に入浴するなどして脚を温めて、マッサージをすることでリラックスでき、スムーズに眠りにつきやすくなる。「夜は脚がむくんでいることが多いので、温めてマッサージすることにより、滞った水分が排出されやすくなります。