くらし情報『「金縛り」の仕組みとは!? 専門家が“夢”にまつわる疑問に回答』

「金縛り」の仕組みとは!? 専門家が“夢”にまつわる疑問に回答

寝ている間は起きているときに比べ、記憶を定着させる脳の神経伝達物質が少ない状態になるといわれています。つまり、「夢はそもそも思い出しにくいようにできている」と言ってもいいでしょう。特に、あまり衝撃を受けないような淡々とした夢は記憶に残りません。ただ、起きた直後にもう一度夢の筋書きを思い出そうとすることで、夢を記憶に残しておくことはできます。これは起きて神経伝達物質が出ている間に内容を思い出すことによって、記憶が定着しやすくなるからです。一方で、飛び起きてしまうような衝撃的な夢は、途中で睡眠が中断しているので記憶に鮮明に残りやすくなるともいわれています。

Q、前日に覚えたことも寝ると忘れちゃう?
「金縛り」の仕組みとは!? 専門家が“夢”にまつわる疑問に回答


A、勉強したことも、練習したこともその後たっぷり寝たほうが記憶しやすくなります。
夢を見たからといって、前日に頑張って覚えたことが忘れやすくなるわけではありません。
むしろ、睡眠には記憶を定着させる効果があることが知られています。ここには勉強で何かを暗記しようとするときの記憶だけではなく、ダンスの振付や楽器の演奏、バスケットボールのフリースローといった練習で身に付いた記憶も含まれます。逆に、衝撃的なものを見てしまったあとに記憶をトラウマ化させないために、一定時間は眠らせないという医学的な研究もなされています。

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