小泉孝太郎、森崎ウィンを見て「幼い頃の弟・進次郎を思い出しました」
ところが、アウェイに行く気持ちで福井県の撮影現場に入ると、たくさんの方々が協力してくださって。「小泉さんが演じてくださってうれしい」とおっしゃる方もいらして、大歓迎を受けたんです。
そのおかげで撮影初日から、ひるむ気持ちがなくなり、「全身全霊をかけて演じなければ」という気持ちになりました。福井県の方々にスイッチを入れていただきました。
ーー役作りする際に、心がけたところは?
小泉さんどうして、多くの方々が増永五左衛門さんとともに人生をかけたのか。増永五左衛門さんは精神性の高い、私利私欲のない方だったんだと思います。
もし、いま、メガネを広めることができたら、必要としている方を救うことができる…僕はその純粋な気持ちに一番心を打たれました。
ーー森崎ウィンさんの印象はいかがでしたか?
小泉さん実は、ウィンくんがデビュー間もない頃にお会いしたことがあって。
当時の、人懐っこくて、愛されキャラな印象そのままでした。
全く距離を感じず、すっと溶け込むように役に入れたので、彼が弟役で本当に良かったと思いました。彼を見ていると、幼い頃の自分や進次郎(小泉さんの弟/衆議院議員)のこと、兄弟にしかない関係性などを思い出しました。