お通夜に喪服はNG?【お葬式マナー】「通夜」「葬儀」「告別式」の違いとは
それぞれの意味を確認しておきましょう。
1.通夜式(お通夜)
ご遺族をはじめとする身近な関係のかたたちが集まり、死者を葬る前に遺体のそばで時間を過ごしたり供養したりし、故人を偲ぶ儀式のことを指します。基本的に、葬儀式・告別式の前日の晩に執り行います。
2.葬儀式(葬儀)
家族や親族といったご遺族が、故人の冥福を祈り、死者を葬るための儀式です。宗教や宗派によって葬儀の形式は異なりますが、仏教であれば僧侶による読経や焼香、神道であれば神官による祭詞や祈祷、キリスト教であれば聖書の朗読やお祈りをします。一般的には通夜の翌日の昼間に行われ、その後出棺し荼毘に付されます。
3.告別式
故人へ最後のお別れを告げるとともに、ご遺族から会葬者・参列者に挨拶をする式典です。焼香、祈祷、献花などが告別式にあたります。
葬儀の直後に続けて行われることが一般的となってきており、葬儀の中に告別式という意味合いも含めて使われることが多くなってきています。
葬儀式と告別式の違い
「葬儀式」と「告別式」は、一連の流れで行われることが多くなり同じ意味に捉えられがちですが、目的が異なります。「葬儀式」は宗教色が強く「ご遺族が故人とのお別れを行う」