印鑑かすれたらどうする? 【ビジネスマナー】 押印時のNGルール
誤って複数回の印鑑訂正を行う場合には、再度書類の印刷を行うなど配慮が必要です。
印鑑ミスをした場合のNG対応3選
二重線のみの訂正はNG!
文字を訂正する場合と同様に、捺印に失敗した印鑑を二重線で訂正しているかたも少なくないかと思いますが、ビジネスマナーとしては基本的にNGです。誰でも書き足せる二重線のみの対処だと「誰が訂正したのか」がわからないため悪用に繋がり、思わぬトラブルになる可能性があるからです。特に、実印が用いられるような場面では、間違えた印鑑を訂正印として再度被せて捺印するよう対応をしましょう。
かぶせて押印するのはNG!
上から印鑑を重ねるのは「訂正」ではなく「取り消し」の意味を持ちます。印鑑が重なってしまうと正確な押印として認められれないため、避けましょう。印鑑の訂正のために改めて押印する場合には、印鑑同士が重ならないように注意が必要です。
横に正しいハンコを押印するだけの対応はNG!
誤った印影の横に正しいハンコを押すだけでは、訂正したことにはならないためNGです。
どちらが正しいものなのかがわからないため、誤った印影に二重線を引いたうえで、一部が重なるようにして訂正印を押しましょう。