洗濯機のフタ閉めっぱなし、冷蔵庫に野菜クズ…すべてNG! “白物家電お手入れのキホン”を専門家が解説
お手入れというほどではありませんが、この2つは最低限やっておいたほうがいいでしょう。洗濯槽に水分や湿気がこもっていると、そこからあらゆる菌が発生するので、しっかり乾燥させておくことが大切です。また、ゴミ取りネットやフィルターに溜まったホコリや糸くずは、洗濯後に毎回捨てましょう」
そのほかに、定期的に「槽洗浄」をプラス。
「洗濯槽の表面はもちろん、とくに裏側は、カビや菌が発生しやすい状況です。夏場なら月に1回、冬場なら3か月に1回くらいのサイクルで、洗濯槽クリーナー(槽洗浄専用の洗剤)を使って、洗濯槽の裏側までキレイにしましょう」
洗濯槽のカビや菌の予防には、「槽乾燥」というコースがあれば、それを使う手もある。
「これは洗濯槽の穴に風を通して、洗濯槽を乾燥させる機能です。毎回使いたいところですが、そのぶん電気代がかさむという痛手も。カビや菌を抑えたい、でもあまり電気代はかけたくない…など取り入れるか否かは自身の裁量で決めてみて」
【洗濯槽ヨゴレのサイン】
- 洗濯物に黒い点々がつく。
- 部屋干しすると、乾いたあとの衣類がニオう。
洗濯物に黒い点々がつく…その正体は?「カビです。洗濯槽の表面はキレイに見えたとしても、裏側にはカビが発生していると考えられます。