寝つきが悪い、途中で目覚める、起きるのが早すぎる…“不眠”の原因&対策を医師が解説!
実はとても恐ろしい睡眠不足の結末とは!?ここでは、誰しも一度は悩んだことがあるはずの“不眠”に注目します。
睡眠に関する専門医である井上雄一先生によると、日本人の約3割が眠りに関して何かしらの悩みを抱いているという。
「寝つきが悪い、自分やパートナーのいびきがひどい、夜中に何度も目が覚めるなどのトラブルについて、よくあることだし大した問題ではないと考えている人もいるかもしれません。でも、睡眠は健康にとってとても大切なものなのです。睡眠をおろそかにすると、現在はもちろん将来的に大きなマイナスにつながる可能性があります。たとえば睡眠の前半に分泌される成長ホルモンは、体中の細胞を修復して疲労を回復します。睡眠は記憶の固定や免疫の維持にも活躍し、認知症の予防にも、不可欠です」
睡眠時間は確保しているという人も、油断は禁物。眠りの質が落ちていたり、悪夢を見たりすると十分な睡眠効果を得られない。
今回紹介する悩みと対策を参考に、毎晩ぐっすり快眠生活を目指そう。
3大不眠
1、寝つきが悪い
寝ようと思ってもなかなか寝つけません。(38歳・専業主婦)
眠ろうとすると考え事をしてしまい眠れなくなるので毎日YouTubeや配信動画を眠たくなるまで見ています。