円満退職するために…正しいマナーと絶対にしてはいけないこと
サービス残業が常識だったり、ハラスメントが横行しているなど、職場環境に不満を感じて退職を決心する方も少なくないかと思います。しかし、そのまま理由を伝えてしまうと、会社に必要な人材として、上司や会社から強い引き止めにあう可能性がありトラブルになりかねませんので注意しましょう。
NG3.繁忙期や人手不足の時に報告をする
繁忙期の仕事が忙しくなる時期に退職の報告をしてしまうと、周りの従業員は自分の業務で手一杯の状況となります。そのため、会社側は無責任で身勝手な人材だと判断するなど、悪い印象を与えてしまう可能性が高いです。また、人手不足の時期も同じようなことが言えます。繁忙期のタイミングに退職の意思を伝えるのは、退職トラブルを招く要因になるので注意しましょう。<筆者情報>
ライター:能美黎子
大学卒業後、新卒にて最大手保険会社にて約7年秘書の経験を経て、ITコンサル企業の社長秘書に転職。その後、数社の社長秘書を経験し秘書歴約15年となる。
秘書検定準1級を取得。
今までの経験を活かし、接遇や礼儀作法、マナーなど“品格”を大事にした執筆作業を行なっている。
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※ 文・能美黎子
※ 2024年7月27日配信
環境を整えて新しい職場へ
円満に退職するためには、まず上司や同僚に誠意をもって報告することが必要です。