不動産会社の女性経営者が教える! イマイチな賃貸物件を選ばないために知っておきたい「NG行動と対策」
また実際にお客様から聞くお話で多いのは「使いづらい間取りを選んでしまいスペースが足りない」という物件。部屋の形が台形や三角形など、家具が置きづらい間取りもデッドスペースができてしまい住みにくく感じるかたもいますし、デザイナーズ物件で収納が少ないなど、おしゃれな見た目が気に入って選んだものの住んでみると不便だったと感じるかたも多いです。結局、シンプルな間取りがいちばん住みやすいのではないかと思います。
――賃貸物件に住んだ後に後悔してしまいがちな、NG行動はありますか?
NG1.「共有部の設備を確認しない」
平出さん内見の際に、部屋だけを見てマンションの共用設備は確認しないというかたもいらっしゃるのですが、できれば共有設備も案内してもらった方がいいです。宅配ボックスや24時間いつでもゴミ出し可能なゴミ捨て場は、あると便利な共用設備。物件によっては自転車置き場のないところもありますので、自転車を使うかたは駐輪場の場所や形状も確認してください。
NG2.「築年数が古い物件なのに、水回りをチェックしない」
平出さん家賃を抑えるために、築年数が古い物件を選ぶかたもいると思います。ですが築年数が古いということは、見た目だけではなく設備や耐久性も悪い可能性があるということ。