不動産会社の女性経営者が教える! イマイチな賃貸物件を選ばないために知っておきたい「NG行動と対策」
”フルリフォーム済み”と記載があっても、配管などの見えないところはそのままになっているケースも珍しくありません。そのため、トイレや浴室は臭いやカビがないかはチェックした方がいいです。洗面台、洗濯機置き場の場所、キッチン周りなどの水回りも、生活をするなかで重要な場所ですので必ず確認するようにしましょう。
NG3.「家具を置くことを想定せずに、物件を決めてしまう」
平出さんひとり暮らしのかたに多いのですが、間取りによっては置きたい家具、家電が入らない場合も。特にネットで買い物をするときは要注意。家具の大きさは必ず確認し、自分の部屋にマッチするかをシミュレーションする必要があります。内見時に採寸をして、だいたいの家具の配置を考えておくようにしましょう。個人的には引っ越しをしても使えるポール型のラックがおすすめです。
――後悔せずに賃貸物件に選ぶには、どのように物件を探したらいいのでしょうか。
平出さん賃貸物件のなかでも、自分の工夫次第で改善できることと、自分では対応ができないことがあります。オートロックや宅配ボックスがないなどの共用設備や、水回りの古さ、外観などは自身で改善することは難しいです。