画びょうやピンの穴はOK…? 不動産専門家が教える! 賃貸退去トラブルを避ける方法と対処法
秋は企業の転勤等で引っ越しが多くなるシーズンです。旧居を引き払う際に、どのような点に注意すればいいのでしょうか?知らずにいると退去費用がかさんで大損することになりかねません。そこで今回は、退去費用で勘違いしがちな項目や、注意しないと退去費用が高くなってしまうポイントなどについて、株式会社LIFULL(ライフル)が運営するWebメディア「LIFULL HOME’S PRESS」の編集部員である渋谷雄大さんに解説していただきました。ぜひ参考にしてください!
大部分の人が泣き寝入り…。高額な退去費用を払っている!?
――不動産・住宅情報サービス「LIFULL HOME’S(ライフルホームズ)」が、5年以内に賃貸物件からの引っ越しを経験した1075名を対象に実施したアンケート「退去費用は入居者負担?間違えがち項目ランキング」(※1)によると、賃貸物件の退去費用について「納得がいかなかった」という声が半数以上の51.6%を占めています。どんな点で納得がいかなかったと感じる人が多いのでしょう?
渋谷さん大きく分けると2つあると思います。ひとつは、入居時からあった傷や汚れなのに請求されてしまったというもの。