妊婦さんがチーズNGな理由|避けるべきチーズと食べてもいいチーズの種類を解説
妊婦がリステリア菌に感染すると、胎盤を通して赤ちゃんも感染してしまいます。とくに妊娠26週以降は重症化しやすいともいわれているため、注意が必要です。
妊婦さんが避けるべきチーズ・食べてもいいチーズ
リステリア菌は加熱することで死滅するため、チーズの中でも加熱の工程が含まれているものであれば安心して食べられます。避けるべきチーズ、食べてもいいチーズの種類を解説します。
【避けるべきチーズ】ナチュラルチーズ
ナチュラルチーズは生乳を加熱せずに、乳酸菌や酵素で凝固させたものです。製造の途中に加熱の工程がないため、リステリア菌食中毒の原因となります。
妊娠中は生で食べるのは避け、どうしても食べたい場合はしっかりと加熱しましょう。
<主なナチュラルチーズの種類>
カッテージチーズ、モッツァレラチーズ、カマンベールチーズ、ブルーチーズ、ゴーダチーズ、カマンベールチーズ、チェダーチーズ、パルミジャーノ・レッジャーノ…など
【食べてもいいチーズ】プロセスチーズ
プロセスチーズは、ナチュラルチーズを溶かして固めたもののため、一度加熱されています。
そのためリステリア菌食中毒のリスクが低く、安心して食べられるチーズです。