2022年4月25日 11:30
「自分で産んだ子とパートナーの子を平等に育てないと…」葛藤した私の子育て【新しい家族のカタチ】
すでに、パートナーの5歳の子どもの母親にはなっていたものの、自分が母親になる意識が実際にはここで芽生えたように思います。私のはじめての妊娠と、5歳の子どもの子育てがほぼ同時に始まりました。
子どものことがわからない
妊娠中はつわりがありましたが、産前休業に入るまで仕事を続けました。パートナーの子どもとは、「みてみて〜!」「あそぼう!」と、友達のような関係でした。人懐っこく、人見知りがないため助かりましたが、自分の体調が優れずつらいと思うことも多かったです。
子育て経験のなかった私は、イヤイヤと泣いたり、急に機嫌が悪くなったりするパートナーの子どもを見て、「子どもってこんなに喜怒哀楽があるの?」とびっくりしたのを覚えています。また、同時に、「なんで泣いているのかも、何に怒っているかもわからない……。」と、わかってあげられない自分に情けなさを感じていました。
今も昔も意識していること
出産後、私は自分で産んだ子どもと養子になったパートナーの子どもの2人の母親になりました。2人を自分の子どもとして同じように育てることについて、葛藤したり悩んだりすることはしょっちゅうでした。