まつ毛は本当に“多くて長くて太い”方が幸せなのでしょうか?|【連載2】ドSクリエーター菅原の「To the loveless.(愛を失くした人たちへ)」
という価値観が、時代や文化を問わず通用する、一定の普遍性を持つことは事実であるように思えます。ただし、過度な無い物ねだり、例えば、わたくしたち日本人が白人女性のようなフサフサのまつ毛を求めるという行為は、わたくしたちを決して幸せにはしないだろうと思うのです。
先日、INHEELSの岡田さんと飲んでいて、ある女性誌の記事の話になりました。「日本女子にとって最大の悩みである一重と奥二重ですが(云々)」という書き出しではじまったその記事に、それぞれに一重女子と奥二重女子であるわたくしたちは「一方的に悩み事にしないで欲しいよね!」と、大いに憤慨したのでありました。
「オリエンタルビューティ VS タレ目系愛されメイク」の仁義なき戦い
(Photo by Miki Yamato Photography)
外国の男性からはありがたいことに「神秘的」等とポジティブに形容していただけることも多いわたくしたちの切れ長の目。オリエンタルビューティの大きな特長である一重や奥二重を、なぜ日本のメディアはさしたる説明もなく「悪者」扱いするのでしょうか?一重や奥二重のまぶたは二重のまぶたにそんなに劣るのでしょうか?
わたくしや岡田さんが日頃のオリエンタルビューティメイクをやめ、タレ目系愛されメイクに切り替えたならば、何かしらの幸せ(もっとモテる、等)