くらし情報『“炊き出し”なんて時代遅れ。ホームレスに「タダで食事を与えない場所」が日本にも必要な理由。』

2017年3月13日 10:27

“炊き出し”なんて時代遅れ。ホームレスに「タダで食事を与えない場所」が日本にも必要な理由。

米オレゴンのポートランドには、週5日手作りのヘルシーランチを30年前から変わらない、たった約170円($1.5)で提供しているカフェが存在する。その名も「シスターズ・オブ・ザ・ロード」。同名のNPOも運営する彼らのユニークなところは、現金やフードスタンプでの支払いはもちろん、労働の対価としての支払いも受け付けていることだ。Be inspired!は、そんな風変わりのカフェとNPOを運営するシスターズ・オブ・ザ・ロードのコミュニティ・エンゲージメント・マネージャーのシャノン・コガン(Shannon Cogan)さんに、日本にも必要な「多くの人の心を満たせるコミュニティの作り方」を教えてもらった。

ストリートのニーズを聞いて、誕生したカフェ

目次

・ストリートのニーズを聞いて、誕生したカフェ
・「トリプルエックス」がシンボル。シスターズ・オブ・ザ・ロード・カフェの仕組み
・ランチ時のシスターズ・オブ・ザ・ロードを体験
・「スターウォーズに出てくる酒場のような場所」
(Photo by Sisiters Of The Road)

(Photo by Sisiters Of The Road)

「シスターズ・オブ・ザ・ロード」が誕生したのは、1979年11月7日のこと。かれこれ37年以上も前だ。創業者の二人の女性は、共にポートランド州立大学(PSU)で学び、それぞれ市内でソーシャルワーカーとして働いていたサンディ・グーチ(Sandy Gooch) と ジェニー・ネルソン(Genevieve Nelson)。

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