2017年5月30日 08:41
あの高級ブランド「フェラガモ」が目をつけた。女子大生のときに世界初の「オレンジのゴミ」からできた服を作った女性起業家。
を立ち上げた。 これまでに環境、ファッション、起業などのあらゆる分野のコンテストで勝利し、個人投資も受け、集めた資金は総額約370万円。最近でも、112ヶ国からエントリーが行われ、2700プロジェクト以上が提出されたH&M基金のGlobal Change Awardで見事受賞。15,000ユーロ、日本円にして約185万円を獲得した。 さらになんといっても2017年4月にはイタリアのトップブランドSalvatore Ferragamo(サルヴァトーレフェラガモ)に目をつけられ、コラボレーションを実現。歴史と権威あるコンパッソ・ドーロ賞を2016年に受賞したマリオ・トリマルキがデザインを仕掛ける美しいコレクションをEarth Day 2017で発表した。
彼女たちの原料から生産過程まで全て「メイド・イン・イタリー」にこだわる姿勢も魅力のひとつだろう。環境保護と透明性を徹底的に重視したイタリア初のファッション企業となることを目標としているそうだ。 ファッション業界は、長年「エシカル」という単語からは遠い存在だった。シーズンごとに変わるトレンド、それに伴いゴミとなるまだ着れる服たち。発展途上国で行われる児童労働、クオリティが低くすぐ着れられなくなるプラスチック製のファストファッション…。