くらし情報『4年間で800体のテディベアを病気の子どものために製作。大人が忘れかけた“世界をよくする13歳の哲学”』

4年間で800体のテディベアを病気の子どものために製作。大人が忘れかけた“世界をよくする13歳の哲学”

人に優しくすることの大切さは多くの人が分かっているが、実行するのは難しい。しかしそれを「テディベアを作る」という形で行動に移し、たくさんの人の笑顔を作った13歳の少年がいる。なぜ彼は何の見返りも求めず誰かのために優しくできたのだろうか。その答えに私たちはハッとさせられるだろう。

「9歳の少年」の運命を変えた、イブの夜

目次

・「9歳の少年」の運命を変えた、イブの夜
・テディベア制作のノルマは、「1日1体」
・売り上げ全て「寄付」。
・世界に必要なのは、「意地悪」ではなく「優しく」すること
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Photo by Son Whittaker

現在13歳になるキャンベル君が自身の人生を変えるきっかけとなったのは、彼が9歳のときのクリスマスイブだ。この歳の少年なら、たいていの場合、サンタさんを待ちわび両親からのプレゼントにも胸を躍らせることであろう。しかしキャンベル君は違った。自分がプレゼントされることよりも、“プレゼントすること”に興味をそそられたのである。
病気で苦しむ子どもたちのために何かをプレゼントしたい。(引用元:YouTube) クリスマスイブの夜、キャンベル君は両親にこう告げた。しかし彼の両親は彼の言葉に理解を示しつつも費用の面から反対。ならば自分で何かを作ってプレゼントをしようと、キャンベル君はテディベア作りに励むことを決心した。テディベアをつくるための資金は、お小遣いとゲーム機を売って工面したという。

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