「僕らはインターネットを使って先祖返りしてる」。タブーなしの“新しい会話” [Neutalk vol.2]
その一角で行われた「Neutalk」には、約50名が来場し満員御礼。
この呼びかけに来場者の皆さん、さっとスマホを取り出してパシャパシャと、束の間の撮影会がスタート。撮られながら柳下さんは、「いやあ、キム兄(木村さんの愛称)はインターネット的だねえ、さすがだ」と感心した様子。その心を司会が聞いてみたところ、このような答えが返ってきた。
本って情報とか知識をパッケージして、ずっと残していくことが一番の美学だと僕は思うんですね。本をビリビリって破ってシェアすることはないんです。だから今の「写真撮ってシェアして」ってキム兄の言葉がショックで、すごくインターネット的だなあと。本は一人で静かに読むものだからね。
本じゃ“フェス”ができないんだ。
本やインターネットのほか、メディアの性質によって、情報の読み方・受け取り方に違いが出てくることは、メディアや広報に関わる人はもちろん、そうでない人も意識しておいたほうがいいだろう。このあたりの違いをしっかり把握することができれば、木村さんがこの日言ったように、「第二のオールユアーズが作れるかも」しれない。
第二の「ALL YOURS」はこうつくれ! キーワードは“原始的”?
ゲスト二人の長い自己紹介が終わったあと、最初のトークテーマ、「インターネットとは」