くらし情報『岩井俊二×蒼井優が10年目のトーク! 出身地・仙台の被災で創作意欲に変化も?』

2011年4月18日 13:10

岩井俊二×蒼井優が10年目のトーク! 出身地・仙台の被災で創作意欲に変化も?

と当時をふり返る。

監督は、蒼井さんと伊藤歩が演じた2人の女子中学生がたどる“運命”に関して、映画では、自身が発表した原作小説から変更を施している。これは、2人をオーディションで観察しつつ、変えていったそうで、当時の蒼井さんを見て「正体が知れない、言ってることがよく分からない子で、先が読めなかった。こういう子の方が突発的に何かしそう」と感じて、変更したことを明かした。

当時、監督から、目指す女優像を尋ねられた蒼井さんは「(この映画への参加は)ちょっとした思い出作りですよ」と満面の笑みで答えたとか…。大物ぶりをうかがわせるエピソードだが、この作品への出演を機に、女優としての道が開けたとふり返り、本作を「いい思い出であり、誇り。(その後、女優として)グレーゾーンでせめぎ合いながら仕事をしていく中で、あの現場でみんなでこの作品を作ったことから始まったと思うと心強くなる」と女優としての“原点”であると告白した。2人からは撮影時の様々なエピソードも明かされ、蒼井さんと市原さんのあるシーンが64テイクも重ねた挙句に本編ではカットされたことや、伊藤さん演じる女子中学生が、丸坊主で教室に入ってくる衝撃のシーンでは、カット後にその場にいたキャストがショックで素で号泣したこと、さらにその場でもらい泣きしている蒼井さんを監督はすかさずカメラに捉え本編でも使用したことなど、様々なエピソードに観客は驚きつつ、耳を傾けた。

新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.