くらし情報『高良健吾×鈴木杏インタビュー 常に確かめ合った五分五分の愛』

2011年6月1日 17:20

高良健吾×鈴木杏インタビュー 常に確かめ合った五分五分の愛

セリフでは五分五分と言っているけれど「実際には無理」と言うのは高良さん。
「五分と五分でいようっていう形はステキだと思います。でも、五分と五分は無理、いや…無理でした。瞬間的に五分五分になることはあっても、無理なんですよね。たとえば、カズは携帯を捨てたり、表面的には五分五分になれたかもしれないけれど、気持ちのうえでは全然。10と0のときもあれば、逆に0と10のときもある。それでも、カズと真知子は『五分と五分でいようね』と言い合っている、それが素敵なことなんだなと。もちろん、演じるうえでは五分と五分でいようねという気持ちではありました。
絶対的に守るべきところですからね。それに、真知子が言う五分五分と、普通に暮らしてきた女の子が言うそれとでは、意味も重みも全然違う。真知子が言う五分五分は、ものすごく重い一言なんです」。

高良さんの言葉一つ一つに深くうなずく鈴木さん。一呼吸おいて、女性目線の五分と五分を語る。
「真知子にとっては、五分五分だと思っていないとダメだったというか、そう言わないと完全にカズさんに寄りかかってしまいそうで怖かったんじゃないかなと。ひとりで生きていかなければならなくなったときのことを考えると怖かったんだと思うんですよね。

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