くらし情報『長谷川博己インタビュー 役とともに変化していく自分、素顔は「ない」』

2011年9月22日 20:00

長谷川博己インタビュー 役とともに変化していく自分、素顔は「ない」

(Photo:cinemacafe.net)

(Photo:cinemacafe.net)

柔らかい口調と優しい笑みの中にもどこか“凶暴さ”を感じさせる…役柄のイメージから穿ち過ぎだろうか?だが、「セカンドバージン」に「鈴木先生」と人間のドロドロとした内面を抉り出し、愛憎をむき出しにしたドラマであれだけの存在感を放った男が単に“大人しいいい人”であるはずがない。長谷川博己、34歳。まもなく公開となる映画版『セカンドバージン』で17歳年上の女性との不倫の愛に落ちる鈴木行を再び演じている。映画初出演となった本作について、役柄についてなど語ってもらったが、長谷川さん自身の内面に話が及ぶと「僕自身の性格というものはないと思います」とも。果たしてその言葉が意味するところは――?

真っ直ぐに貫き通すこと、求められたのは男の“脆さ”

官僚を辞職したのち、経済評論家、IT会社の社長として時代の寵児となる行。出版プロデューサー・るい(鈴木京香)との出会いは彼が初めて知る愛をもたらすが、一方で彼女との出会いによる心の変化がその後の彼の人生の選択にも大きな影響を及ぼすことに。長谷川さんは、常にエリートとして歩んできた行の持つ“弱さ”についてこう語る。
「最初に脚本を読んだときから、ガラスのような脆さがあるという印象はありましたね。

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