くらし情報『安藤政信インタビュー 10代20代を経ていま、感じる「生の感覚」』

安藤政信インタビュー 10代20代を経ていま、感じる「生の感覚」

三池さんの『スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ』以降、日本の人たちにとっては僕の存在は止まったままになっているから、見てもらいたいという気持ちはありました。日本映画のオファーがなかったわけじゃないんですよ。ただ、自分を見せられるような役はなくて…正直、自分じゃなくてもいいんじゃないかっていうものばかりで『だったらやんねーよ』と。そんな中で、石井さんからお話をいただいて台本が来て、背骨の役だけが決まってなかったんですよ。こんなにも石井さんのことが大好きなスタッフや俳優がいる中で、こんな大事な役がひとつだけ空いていて、それを石井さんは自分にオファーをくれた。これは断るべきじゃないなと思いました。すごくスキルが必要な役だし、背骨がブレたら映画も壊れるくらい責任のある役だけど、絶対に見せられるという自信もありました」。

背中には自らの通り名となっている不気味な背骨の入れ墨を施し、鉄ヌンチャクで相手を叩きのめす“背骨”。
生と死の境界に立って相手に容赦なく死を与える一方で、生とは何か?死とは何か?と深く思いを巡らせるミステリアスな一面も持つ。「原作を読んだときに、背骨に対して人間的な温度をあまり感じられなかったんです。

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