マーク・フォースター監督インタビュー “男の中の男”ジェラルド・バトラーを語る
それらすべてが美しく昇華された、本当に素晴らしい作品だった。私が撮った『主人公は僕だった』で、ウィル・フェレルがテレビに出演するシーンで渡り鳥を登場させているんだけど、あれはこの映画への敬意の表明なんだ」。
さらに自身の映画作りのモットーについて「今という時代への意識」が重要だというフォースター監督。
「どんな物語を作るにしても、人々が生きている今という時代への意識を高められるように努めているし、自分が映画を作るうえで、それは重要なこと。自分のモットーは、“自分がこんなふうに接してほしいと思うように、他人に接する”ということ。現代は映画作りに関わらず、行動のすべてが周囲に影響を与えている。常にそれを忘れようにしないといけない。時の流れがスピードアップしている現代だからこそ、我々の言葉や作り出すもののインパクトが大きくなる。
それに対する自覚は大切なことだよ」。
ちなみに次回作『World War Z』(原題)では、ブラッド・ピットを主演に迎え、世界規模にわたるゾンビの侵略戦争を描く。鬼気迫るパニック・スリラーという、また180度異なる作品で今度は“今”の時代にどんな問題提起をするのか――?
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007/慰めの報酬 2009年1月17日、18日先行公開、1月24日より丸の内ルーブルほか全国にて公開
Quantum of Solace © 2008 Danjaq, LLC, United Artists Corporation, Columbia Pictures Industries, Inc. All Rights Reserved.マシンガン・プリーチャー 2012年2月4日よりヒューマントラストシネマ有楽町&渋谷ほか全国にて公開
© Ilze Kitshoff © 2011 MGP Productions, LLC. All Rights Reserved.
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