くらし情報『今夏、“本物”が感動を呼ぶ リアル・ストーリーから映画化された3本が続けて公開』

2012年6月4日 23:14

今夏、“本物”が感動を呼ぶ リアル・ストーリーから映画化された3本が続けて公開

「娘のベサニーには、どんなに暗闇に包まれた時期でも、何が真実なのか、自分自身で見出してほしいと思っているの。私が共鳴したのは、それこそまさに私が自分の娘に対して思っていることだからよ」。

一方、『幸せへのキセキ』の監督として白羽の矢が立てられたキャメロン・クロウは、実は過去にオリジナル脚本以外の作品を作ったことがない。それでもプロデューサーは、「彼も子供を持つ父親なので、共感してもらえるものがあるのではないかと思った」とその思惑を明かす。そしてクロウ監督にとって、意外にも「ベンジャミンの話を伝えることは、自分が作ったほかの映画と同じくらい私的なもの」となったのだった。主演のマット・デイモンも私生活で4人の子供を持つ父親という体験は、役に大いに生かされたようだ。

時には映画化されることによって、意外にも見過ごしていた奇跡や、局地的にしか知られていなかった真実の物語を教わることもある。「こんなすごい話が実際あったのか!」と驚かされることもしばしば。


『だれもがクジラを愛してる。』は1988年10月に起きた、アラスカ氷海に3頭のクジラが閉じ込められるという事件にインスパイアされている。この事件は最初ローカル・ニュースとして報道されたが、全米、そして世界へ報道され、世界中の報道陣が救出現場に押し寄せ、自然保護活動団体から石油採掘業者、ホワイトハウス、冷戦中だったソ連までをも巻き込む一大事件となった。

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