玄里meets監督・チャン・テユ 韓国大ヒットドラマのルーツは日本にあり!?
もともと演出家になりたかったんですか?
チャン:私は美大で視覚デザインを専攻していたんです。その当時は、CMの監督になろうと思っていました。そして映画監督へと夢が変わり、いまではドラマの監督をしています。ストーリーテリングのある映像を作るのが夢だったからです。
玄里:監督はどういうときに一番のやりがいを感じますか?撮影時ですか?準備中ですか?それとも賞をもらったときですか?
チャン:撮ったものが放送されて、見た人が「良かった」と言ってくれたときです。放送されたときに視聴者のリアクションが聞こえてきますよね。視聴者の意見とか電話をもらったりして、周りの人が良かったと言ってくれると、自分でも良かったなとやりがいを感じます。
玄里:でも、放送している期間は撮影期間と重なっていますよね?
チャン:携帯にメールが来るんです。
カカオトークやフェイスブックやツイッターなどのSNSが最近はよく使われるので、リアクションに接しやすいわけです。
玄里:今回一番嬉しかった言葉は何ですか?
チャン:「いいドラマを作ってくれてありがとう」と年配の方から携帯に連絡をいただいたんです。私の父は還暦を過ぎていますが、その父の友人で先生をしている人からでした。