長澤まさみ&内村光良インタビュー 思わず“ダメ男”に惚れるワケ
「女子には気づけない友情がやっぱり男子にはあるから、その芸人さんの友情は、愛情とは違うし、友情だけじゃないとも思うし、なんか絆って言うものが、家族じゃないのにそこまで築けるのは、女性にはちょっとできないことなのかなーと思って、ただただ男の人ってそういう所が、いいとこあるなって。女性には分からない、男子のちょっと子どもな部分っていうのが、“男子もたまには良いとこあるじゃん!”みたいな感じの幸せ感というか、それが観ていてよかったですね」(長澤さん)。
「僕は実際にコンビを組んでいて、お互いにたぶん嫌なところいっぱいあるんだと思んです。もうコンビ結成して28年になるから、お互い色々溜め込んできたんですよね(笑)。だから、お互い絶対嫌なところってあると思うんですよ。でもほんとに嫌いだったら、どのコンビも解散してると思います。“コンビ”って、絶対嫌いじゃない所があるから成立してるんだと思います。男はもう男なりの考え方で、こういう友情を感じ取ってもらえればなぁと思います。
今回はお笑いですけど、いろいろな夢に当てはめてもらって、そこのとこを重ねて作品を観てもらえれば嬉しいですね」(内村監督)。
どんな夢も輝かせるためには、厳しい現実の壁をいくつも乗り越えなければいけない。