くらし情報『【インタビュー】楳図かずお監督×片岡愛之助 異色のタッグが生み出した新たな「恐怖の定義」』

2014年9月26日 12:56

【インタビュー】楳図かずお監督×片岡愛之助 異色のタッグが生み出した新たな「恐怖の定義」

(Photo:cinemacafe.net)

(Photo:cinemacafe.net)


年齢も体型も違う。顔の輪郭だって全然違うはずなのに、ジッとよく見ているとこの2人、不思議とそっくりに思えてくる。これぞホラー?いや楳図ワールドの魔法か…?

数々の名作漫画を世に送り出してきた奇才・楳図かずおとその初監督映画『マザー』で主人公、その名も漫画家・楳図かずお役を託された歌舞伎俳優・片岡愛之助。不思議な巡り合わせで監督と主演俳優としてコンビを組んだ2人が改めて本作の魅力や撮影の日々について語った。

1955年のデビュー以来、ホラーを始め、SF、ギャグにラブストーリー、青春ドラマまでジャンルを横断して作品を発表し、「漂流教室」「おろち」など多くの作品が様々な形で映像化されてきた。だが今回、楳図さん自身が初めて監督を務めるにあたり、自らの作品を実写化するのではなく、“漫画家・楳図かずお”を主人公にした自叙伝的なストーリーが展開。楳図さんの創造の原点と言える母との関係を軸に切ない愛の物語と恐怖が現実と幻想のはざまで繰り広げられる。

――まずは率直な疑問。
自身の“分身”とも言うべき主人公・楳図かずお役を愛之助さんにオファーした理由は?

楳図:最初は歌舞伎俳優さんをということは全く考えてなかったんです。

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