2016年5月22日 15:50
ジブリ最新作、カンヌ「ある視点」部門“特別賞”受賞!鈴木Pも「本当にうれしい」
上映中は、観客たちは圧倒的なアニメーション力に息を呑み、時に笑いも起きたという。そして上映後には、登壇していたマイケル監督と鈴木プロデューサーをはじめとするスタッフに向け、5分間を超えるスタンディングオベーション!会場は拍手喝采に包まれ、その後も、地元紙をはじめとする各メディアに絶賛を以て取り上げられ、受賞が有力視されていた。
そしてこの度、“「ある視点」部門特別賞”を受賞。映像と音の詩情が高く評価され、映画そのものが特別なもの、ということで受賞が決定した。マイケル監督は「この映画をまだ見ていない人はいつか見てください。これはスタッフと私の努力の結晶です。高畑さん、ありがとう!」と、本作の製作には欠かせなかった高畑監督への感謝をコメント。
また鈴木プロデューサーは「メルシーボクゥ(ありがとう)、マイケルさん。
そして、おめでとう。完成までの10年間は長かったけれど、カンヌ映画祭で賞に選ばれて、僕も本当にうれしいです」と喜びを表し、「高畑さんはじめ、制作にかかわったスタジオジブリのスタッフ一同も喜んでいます。この受賞をきっかけに、フランス、日本、そして世界中で一人でも多くの人に見てもらいたいです」