2016年6月29日 17:00
【インタビュー】中山優馬×安井謙太郎 “ギャップ”が生みだす新しい一面
みんなの協力を得てあの部長キャラを演じることができました。部長なのでセリフがオカルトの専門用語だらけで、シミュラクラ現象の“シミュラクラ”には苦労しましたけど(苦笑)」。
同じジャニーズ出身。「優馬」「謙ちゃん」と呼び合う姿からも、ホラー映画であっても撮影現場はきっと和やかだったのだろうと想像がつく。そして中山さんは、撮影初日の“部長が川に落ちるシーン”が気に入っていると言う。
「森司とこよみ(島崎遥香)を追いかけてきた部長が川に落ちるシーンが撮影初日でした。ホラー映画なのに敢えてコミカルなシーンが最初だったことで、みんな安心したというか現場がすごくいい雰囲気になって。僕自身は謙ちゃんがどんな人物か知っているけれど、現場に入ってみて、改めて謙ちゃんは部長役にぴったりだなぁと思ったんですよね。
ホラーとは結びつかない明るいキャラクターの部長がいたことで、この作品のギアがひとつ上がりましたから」という中山さんの賛辞に「こうやって格好いいことをスラスラ言っちゃうのが凄いんだよなぁ」と今度は安井さんが中山さんを褒め殺し。
「個人的に気に入っているのは、部室で森司が酔っぱらって起きたところに教授が入ってくるシーンのお芝居です。