くらし情報『【インタビュー】オダギリジョー、30代最後の作品 人間臭さを深め40代のステージへ』

2016年9月21日 21:00

【インタビュー】オダギリジョー、30代最後の作品 人間臭さを深め40代のステージへ

白岩が通う職業訓練校の場面では、たばこを吸いながら喫煙室で雑談を交わしたり、休憩時間にみんなで教官の悪口をぶつぶつ言いながら野球をしたりしている。野球もチームプレイのスポーツで象徴的。家を建てるという職業訓練所での授業内容も、チームワークを象徴するものですよね。離婚して、東京から函館に戻るときに、ゼロから出直すつもりだった白岩。人間関係をすべてシャットアウトした状況で戻って来たのに、人間関係を持たざるを得なかった。そこから、生きると言うことはこういうことなんだと学ぶんです。監督は、どちらかというと群像劇にしたいとおっしゃっていたので、そのつもりでいたんですが、群像劇の中から生まれる人と人との温度のあるぶつかり合いと、聡の情熱的な熱量の高いぶつかり、その両方を通して白岩が成長していく物語と言えるのかもしれません」。

ヘアメイク:砂原由弥(YOSHIMISUNAHARA)
スタイリスト:西村哲也(TETSUYA NISHIHARA)
(text:June Makiguchi/photo:Nahoko Suzuki)

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