くらし情報『【インタビュー】中井貴一×時任三郎 50代になった“ふぞろいの林檎たち”がテレビの時代を語り合う』

2016年10月10日 08:00

【インタビュー】中井貴一×時任三郎 50代になった“ふぞろいの林檎たち”がテレビの時代を語り合う

そこはすごい格差を感じたよ! 「ふぞろい」も人気はあったけど、やっぱり社会派で、続編を続けるほど、そっちのカテゴリの空気が強くなったから…。トレンディは人々の“憧れ”を描くけど、僕らのドラマは「共感」。よく街歩いてて「頑張れよ」って声かけられました(笑)。頑張ってるよ(笑)!

時任:少なくとも、人気の俳優をキャスティングして…という形で始まった作品じゃなかったしね。

中井:撮影してたら、見学のおっちゃんが「ドラマ?誰出てんの?」って。「時任三郎とか柳沢慎吾が…」って俺はずっとスタッフとして対応してたもん(笑)。それが徐々に人気が出て、当時は移動は全員が集合してロケバスだったけど、修学旅行のバスが横に来て「キャーっ!」となってるんだけど、全員「え?誰に対し『キャー』って言ってんの?」って感じでポカーンとしてた。

時任:楽しかったのと大変だったのと記憶がごちゃ混ぜになってるね。
大変だったからこそ、チームワークが生まれて楽しいと思えるところまで行けたし。当時は「社会派」って部分についてもそんな深く考えず、自分は大学を途中で辞めた人間だから「もう一回、大学に入れた!」って喜んでた(笑)。貴一は当時は…

中井:現役大学生でしかも3年生!そういう意味でもリアルだった。

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