2016年10月10日 08:00
【インタビュー】中井貴一×時任三郎 50代になった“ふぞろいの林檎たち”がテレビの時代を語り合う
ただ、スポンサーの意向ありき、コンプライアンスありきでの作品作りが、作品に変な影響を与えてしまう部分は多少なりともあるのかなとは思いますね。
中井:最近、深夜枠のドラマが面白かったりするのは、作り手の意思で、面白いものを作ろうって意識がしっかりと反映されてるからなのかなと思う。見る側もアラばかりを探さない寛容さは必要ですよね。だって殺人犯が普通シートベルトして逃げないでしょ!?(笑)
時任:そこは作り手も見る側も“作り話”として楽しめばね。
中井:無茶をやるからこの世界、楽しいわけで、規律正しく生きてるひとは、俳優になってない(笑)。もう一度、大人になることを憧れさせるようなTVになってほしいですね。
(photo / text:Naoki Kurozu)
新垣結衣「人生の糧になるような素晴らしい時間だった」磯村勇斗の登場に思わず笑顔も