2016年11月4日 12:17
新海誠監督&妻夫木聡も登壇、東京国際映画祭閉幕…グランプリは『ブルーム・オブ・イエスタディ』
これからも一生懸命がんばります。こちらこそ“ありがとう”ございました」と喜びと感謝を口にした。
『君の名は。』の興収200億円超えも予想されている新海監督は、「受賞理由として“新星現る”とあったが、僕自身は10年前から映画を作っている。きっと今年発見してくださったということなんだと思います。それはとても幸せなことです。今後もいまの観客は何を観たいのか、物語が負うべき役割はなんなのかを考えながら、これからもアニメーション映画を作っていけたら幸せです。僕の名前で賞をいただいておりますが、すばらしいスタッフやキャストがいたおかげなので、『君の名は。
』という作品にいただけたものだと思います」とコメント。
『シン・ゴジラ』の山内さんは、「僕の会社の先輩ゴジラにこのようなすばらしい賞をありがとうございます。62年前に誕生して、日本では12年ぶりに復活しました。これはなかなか難しいこと。11月3日は初代ゴジラが公開された日。そんな日にこのような賞をいただけて不思議な縁を感じております」と、Twitter上で“シン・ゴジラ実況”も盛り上がった記念日の受賞を、感慨深げに語った。<第29回東京国際映画祭各賞受賞作品・受賞者>
【コンペティション部門】
東京グランプリ『ブルーム・オブ・イエスタディ』
審査員特別賞『サーミ・ブラッド』
最優秀監督賞ハナ・ユシッチ監督『私に構わないで』
最優秀女優賞レーネ=セシリア・スパルロク『サーミ・ブラッド』
最優秀男優賞パオロ・バレステロス『ダイ・ビューティフル』
最優秀芸術貢献賞『ミスター・ノー・プロブレム』
観客賞『ダイ・ビューティフル』
【アジアの未来部門】
作品賞:『バードショット』
国際交流基金アジアセンター特別賞:アランクリター・シュリーワースタウ監督『ブルカの中の口紅』
【日本映画スプラッシュ部門】
作品賞:『プールサイドマン』
【WOWOW賞】
『ブルーム・オヴ・イエスタディ』
【ARIGATO(ありがとう)