2017年2月28日 17:30
実際の“ラビング夫妻”に監督も感銘「本当に魅力的なカップル」
コリン・ファースがプロデューサーを務める、実話から生まれたラブストーリー『ラビング愛という名前のふたり』。本作の主演女優ルース・ネッガがファッションアイコンとして、アカデミー賞授賞式のレッドカーペットでも話題をさらう中、このたび、ラビング夫妻の当時の写真とそれを忠実に再現した場面写真とともに、監督のコメントが到着した。
大工のリチャード・ラビング(ジョエル・エドガートン)は、恋人のミルドレッド(ルース・ネッガ)から妊娠したと告げられ、大喜びで結婚を申し込む。時代は1958年、バージニア州では異人種間の結婚は法律で禁止されていた。だが、子どものころに出会って育んだ友情が、愛情へと変わっていったリチャードとミルドレッドにとって、別れるなどあり得ないこと。2人は法律で許されるワシントンDCで結婚し地元に戻るが、夜中に突然現れた保安官に逮捕されてしまう。2人は、離婚か、生まれ故郷を捨てるか、2つに1つの選択を迫られる――。
いまからわずか60年前、アメリカのいくつもの州で白人と黒人の結婚が禁じられていた時代が舞台となる本作。
活動家でも政治家でもない、労働者階級のラビング夫妻の訴えによって、1967年についに法律が変わる。