くらし情報『【インタビュー】寛一郎 映画の世界へ踏み出す覚悟  “佐藤浩市の息子”と言われ続けることは「慣れている」』

2017年7月20日 16:00

【インタビュー】寛一郎 映画の世界へ踏み出す覚悟  “佐藤浩市の息子”と言われ続けることは「慣れている」

「“やる”という決心をするのに18年かかった――。それだけのことかなと思っています。決して伝統芸能ではないので、継ぐものではないんですけど。ある時期、ずっと映画を観続けていて、その中で…瞬間的に決めたのではなく、徐々に『やってみよう』という思いになりました」。

父、祖父(故・三國連太郎)と同じ道に足を踏み入れた以上、常に彼らの名前を持ち出され、比較されるのは避けられないが、本人は「言われてうれしくはないですけど、ずっと言われ続けてきたことなので、慣れています」と事もなげに語る。周りの喧騒は別として、自分自身も“父・佐藤浩市”の存在を強く意識している。
「それはもちろん、意識しますね。父親って部分に関して、言葉にするのは難しいけど…でも俳優として大先輩ですしね」。


寛一郎『心が叫びたがってるんだ。』/photo:Naoki Kurozu
“言葉”がテーマの映画だが、彼自身「言葉で何かを説明するのは決して得意じゃない」と苦笑する。
「やはり、ちゃんと伝えるべきことは言葉にしないとダメなんだって思わせてくれる映画ですけど、僕自身は…(笑)。難しいですね。言いたいときに言えないことはよくあります。性格ですね…(笑)」。

それでも、俳優としての覚悟、強い思いはきちんと言葉として持っている。

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.